さて、お掃除を終えたわしが、向かったのは
なじみのないこの街の、動物の名を用いた本屋さん。
スーパーマーケットが隣接しておるので、
生鮮食料品などのウィンドウショッピングも
合わせて楽しめるのだ。
徒歩5分ほどの圏内が、わしの娯楽のステージ!となる。
うちの間取りのオプションに、加えてあげようーっと。
昨年11月くらいから、無性に読書欲が湧いてききておる。
いつもは、若い頃から読んでいる「愛読書」を
その季節、そして年齢を重ねるたびに読み返すことで
物語の捉え方や、印象が変わってくる。
その「差」を楽しんでいた。
あ。対象となるのは、レイモンドチャンドラー氏のマーロウ探偵シリーズですが。
あと、原 尞 氏の沢崎探偵シリーズ。
で、本屋さんでふらふら何か1冊を!
と、約1時間ほど店内を見回るのだが、特に心が動かないなぁ、と
思ったとき!
え! 新作出とるやないの!
2004年発表の『愚か者死すべし』から出版されていなかった新作が発売されとる!
え、いつ出版されたの? と奥付を見たら、なんと2018年3月15日初版となっておる!(3月25日に4版!)
ええ〜〜〜〜???? 1年10か月も過ぎとるやん。
よう今まで、気づかんかったなぁ、お前は!
情けない! 最近、こういうケースが多い! 出来事やモノごとが、
自分の知らない、気づかないところで着々と動いている感じ。
自分だけ取り残されている、置いてきぼりにされている感。
………
………
………
それでも。今日という休日が、それを振り出しに戻してくれたのだ!
わしは、気を取り直して、この書籍をほくほく購入したのだった。
さて、次はスーパーマーケットのウィンドウショッピングへ。
わしの、休日は、まだまだ、終わらないのだ!
本日の日の出ぢゃ。