スタッフブログ

名古屋の企画・デザイン事務所 シンクスデザイニングプロのオフィシャルホームページ

水がある、氷がある。(魚住 勉氏)

アイドルとメタルの融合。
これがBABYMETALの結成コンセプトと言われている。

 

机上ではわかるけど、それってどんな音楽になるのか、
何もモチーフのないスタート時点で、
これらを仕掛けたスタッフたちは、イメージが描けていたのだろうか。

 

ヘビーなメタルに対して、ベビーなメタル。

 

実は、わしがBABYMETALを知ったのは、(恥ずかしい!)
今年になってから。

 

テレビで何気に見たライブに、
「ええやん! これは時代的に来るかもしれん!」

 

しかし……

 

 

 

 

「もう来とった………らしい!!!!」

 

 

 

 

それは、さておき、ライブを見て、実感し、確信した。

 

この3人の女子が存在していたからこそ、
“アイドルとメタルの融合”という着想が昇華したのだと。

 

コンセプトありきのゼロ発想で、
この BABYMETALをつくりあげてきたというプロセスは信じがたい。

 

 

優れた表現者たちが、コンセプトを引っ張っていく。

 

 

HEAVYMETALに対して、 BABYMETALというネーミング。 

 

そんなとき、魚住氏による1982年の名コピーを思い出した。

Inoue_Tsuguya_01-440x312

夏にウイスキーを楽しもうというキャンペーン。

 

 

ちなみに、冬はホットウイスキーを楽しみましょうという
キャンペーンコピーは


火がある、人がいる。

水に「`」つけて 氷。
人に「`」「´」つけて 火。

 

 

この秀逸な遊び心。ヘビーなメタルに、ベビーメタル。

 

さらに、 BABYMETAL。 (つづく)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ミニマリストじゃないけど

 

基本的にスッキリしたプロダクトデザインが大好物です。

そんな私が、一目惚れしたiPhoneカバーをご紹介します。

 

 

MYNUS

MYNUS

 

 

余分なモノがナニもないマイナスなデザイン。

余分な印字がナイ
ボタンの段差もナイ
背面カメラレンズのデッパリもフラット

後付け感もほとんどなく、未装着の状態よりもスッキリです。

 

生前スティーブ・ジョブズはiPod(iPhone)にカバーを装着することを「良し」としなかったようです。

もしかしたら、そんなジョブズもこのカバーなら許容してくれたかもしれませんね。

(ジョブズは傷ついた状態も美しいと言っていたので厳しいそうかな)

 

 

http://mynus.jp

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

いい曲は、企画書からは生まれない。(仲畑貴志氏)

コンセプトは立てることができる。
そのコンセプトを命綱にしながら表現を重ねていく。

 

哀しいかな。コンセプトはわかるけど、
表現の屋台骨となるコピーやデザインが、ついていけてないんじゃない。

 

じぶんの脳内にある品質管理室での制作チェックによると
制作差し戻しは、よくあることで、
ホント、アタマを悩ますところである。

 

「企画コンセプト」と「表現・演出」の絡ませ方について
その体系は、皆のアタマ内はどう整理されているのだろう。

 

 

 

そんなとき、わしの励みとなるのが、今回のタイトルコピーである。

仲畑貴志氏によるサントリーホワイトの名コピー。(1980年代だっけ?)

ビジュアルは、ピアノに向かっている
ジャズピアニストのハービーハンコック氏。

 

ごちゃごちゃ理屈をこねていても、いい曲なんてできっこない。

プロのミュージシャンの世界を垣間見せながら、
ウイスキーづくりの誇りと覚悟を企業の広告として成立させている仕事。

 

 

優れた表現は、コンセプト以上にメッセージを発するもの。

 

そして、その心境を後押しするかのような「事例」に
わしは、出くわすことになる。

 

 

 

 

それは、 BABYMETAL。 (つづく)

 

 

きつね、だよ♫

きつね、だよ♫

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

マグル、がんばる。

こんにちは。

よく「ハッフルパフっぽいよね」と言われる田中です。

 

 

先週末に、ユニバーサルスタジオジャパンに行ってきました!!

高校生のときに行って以来、実に5年ぶり。

 

新しいアトラクションもたくさん増えていて、興奮が止まりません!

胸の高鳴りを抑えきれず、常に小走り状態でした。

 

 

中でも興味津々だったのが、やっぱり魔法界!!

 

IMG_0516
 

一度や二度は、自分に魔法が使えるかもしれないと思ったことがありますよね。

魔法界に一歩足を踏み入れると、その気持ちが再び蘇ってきました。

 

 FullSizeRender

 

ロンが壊した空飛ぶ車とか、

たくさんの杖が売っているお店とか…。

絵画同士がおしゃべりしていたり、

トイレには嘆きのマートルがいました。

 

 

大興奮の私ですが……

 

 

実は、賢者の石と秘密の部屋しか見たことがないのです。(小声)

 

呪文も、「ウィンガーディアム・レビオーサ」くらいしか唱えられません。

よく、「人生の半分損してるよ!」と言われてきましたが、

なんとなく今まで過ごしてきてしまいました。

 

 

ディメンターを「死神!」と連呼して怒られ、

いろんなものを見ては「なんか見たことある〜!!」と叫んでいましたが、

固有名詞は出てきません。

 

 

そして私は決意したのです。

シリーズコンプリートして、もう一度来よう!と。

 

 

本当に細かい部分まで映画の中の世界が再現されていたので、

知識があればあるほど、何十倍も楽しめると思うのです!

 

(気づくの遅い!)

 

でも、ふわっとした知識でも十分に楽しむことができました。

 

遊園地も好きですが、やはりテーマパークというのは、

「テーマ」をもとに世界観ができあがっているので、

その世界に自分が迷い込んだかのような非現実感を味わうことができて

楽しさに感動がプラスされますね!!

 

 

テーマって、大事!!!!

 

 

ちなみに、新アトラクションであるフライングダイナソーも最高でしたよ!

2回乗ったら少しめまいがしましたが♡♡

 

今度のお休みは、早速ハリーポッターを観ようかなぁ〜!

なんて、考えている単純な私でした。

 

IMG_0515

 

 

 

PS.周りの人を、グリフィンドール・ハッフルパフ・レイブンクロー・スリザリンに分類する「組み分け帽子あそび」楽しいので、やってみてね☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

備えあれば憂いなし。

みなさん、ネット上で2062年からやってきた未来人が
なぜか2ちゃんねるに地震発生の忠告らしき書き込みをした、
という噂をご存知でしょうか?

その未来人というのは2011年の東日本大震災を的中させ、
先日の熊本地震もずばり的中させたとか、なんとか。
で、本日、5月17日が次の地震発生日なんだとか。

この手の書き込みはネット上、特に2ちゃんねるではよくあるそうですが、
中でも今回の2062年氏はその的中精度から多くのネット民を熱狂させ、
なんとTVでも取り上げられているのです。

私のような科学に精通した人間からすると「馬鹿らしい」の一言ですが、
多くの無垢な人たちを不安に陥れたのは事実。風説の流布ですよ、これは。

その噂は小学生の間にも広まっていて、我が家の息子たちも不安そうに話していました。
私は馬鹿らしいと思いながら防災意識を高める良い機会だと思い、
2人の息子に「今から避難用の荷物まとめてみよう!」と提案しました。

数分後、私の元に届けられた2つのリュックサック。
さて、中身を拝見。

 

image1

6年生の兄。さすが優等生タイプ。
機動性を考慮して必要最小限に絞った結果だとか。

 

 

IMG_2791

3年生の弟。さすが自由に生きる男。
でも、愛する者を守りたいという強い気持ちだけは伝わってくるぞ。

 

 

 

 

さて、5月17日もあと2時間(執筆時)。

またすぐに新しい1日がはじまる。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

追憶

イエモン、復活おめでとう!!!

私にとっての“ロックスター”がまた動き始めました。
初日のセットリストを見て、震えています。

とにかく生で再び演奏を聞ける日まで、
なんとしても東海地震が来ないことを祈っています。

 

で、話は変わりますが、
昨日、演劇界のスター…、いや違うな、
巨匠、重鎮…どれもなんか違うけど、
とにかく日本の演劇界のトップとも言える
蜷川幸雄さんが亡くなられました。

 

思い返してみれば、
私が自分の意志で最初にお芝居を観たいと思ったのは、
栄のど真ん中に掲げられていた
「身毒丸」の真っ赤な武田真治の大看板に
強烈に惹かれたのが最初のきっかけでした。

 

当時の看板が、確かコレです。

当時の看板が、確かコレです。

 

で、ドキドキしながら観に行った初の蜷川ワールドは、
それはそれは妖艶でものすごいパワーの塊だったんだけど、
正直、話を理解するまでにはいきませんでした(笑)。
数年後に藤原竜也ver.を観た時に、
ようやくなんとなく内容を理解した感じです。

 

で、その後は
社会人になって忙しかったり、
一人暮らしでビンボーだったりで
しばらくお芝居とは離れてしまっていました。
でもある年のお正月に、
「今年からお芝居をちゃんと観に行こう!」と決意して、
頑張って久しぶりにチケットを取ったのも、
蜷川さんの「エレクトラ」だったんですよね。

 

蜷川作品と言えば、シャークスピアや古典作品が多くて、
知識と教養の足りない私には
ちょっと小難しいイメージなのですが、
それでもわずかながら拝見させていただいてきました。

 

「身毒丸」「リチャード三世」「エレクトラ」「薮原検校」「ボクの四谷怪談」「ヘンリー四世」…

 

今思い出せるのはこれくらいでしょうか。
(ちゃんとと記録に残してないのが悲しい)

でも、改めて大勢の役者さんの追悼コメントをみると、
蜷川さんが演劇界に残した功績っていうのは
とてつもなく大きいのだと感じます。

私が拝見している役者さんのほとんどが、
蜷川学校の生徒だったんですね。

 

考えてみれば、古典の苦手な私が、
わずかながらシャークスピアの世界に触れられたのも、
あの数々のお芝居があったから。

蜷川さんは、若い役者を積極的に起用してきたことでも有名ですが、そのおかげで若い世代の人でも古典に触れることができたはず。

つまりは、若い役者さんだけでなく、
若い観客も育ててくれていたのだと、
今更ながら気づかされます。

 

延期になってた公演も、密かに楽しみにしてたのに。
残念でなりません。

 

週末は、イエモンを聞きながら
過去の蜷川作品のパンフレットを見返してすごそうかなと思います。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

GWのおもいで

先日、メナード化粧品の運営しているメナード美術館に行ってきました。

メナード化粧品の歴代の広告ポスターや受付のお姉さんの制服、
化粧瓶などが時代を追って展示されていました。

ふだん私は紙媒体のものをつくっているので
広告ポスターには興味があって、
平成生まれの自分には昭和の独特の雰囲気のあるポスターは
見ていて楽しかったです。
ただ「古い」だけじゃなくて、何か力強いものを感じる、
あれは何なんだろう。

いつか、平成の次の時代が来た時には、
その時代の人たちは平成のデザインをどう思うんだろう。
レトロなものを見ると「昭和っぽい」とかいうけど、
「平成っぽい〜レトロ〜!」なんて時代がくるんだろうなぁ。

そんなこんなで色々と見学をして、
最後に歴代の香水の香りのついた紙を貰って帰ってきました。
高校時代に香水の匂いがキツイ子の隣でゲボ寸前になった経験があるので、
あんまり好きではなかったのですが、
ほのかに香る程度だとすごくステキですね!

めなーどびじゅつかん

 

しかし家に帰った後ペットのモンちゃん(うさぎ)にエサをあげる際、
手にかなり匂いが残っていたらしく、ろこつに拒絶されました。
人間にもうさぎにも心地よい香水の量を身につけたいと思います。

もんちゃん

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

検索

アーカイブ