まだまだ自由に
ゾノちゃんの若者エールを読んでいたら、
ふと思い出しました。
以前、東京にお芝居を観に行ったときのこと。
そのお芝居には
ある有名大御所芸人さんが出てみえたのですが、
2回目のカーテンコールが終わり、
出演者の皆さんが下がろうとしたそのとき。
小さなかわいらしいおばあさんが
ヒョコヒョコと舞台前に歩き出し、
(というか気がついたら舞台の前にいた)
その大御所芸人さんに何やら語りかけはじめたのです。
他にも有名な方が出られていたので、普通ならNGな出来事に
ちょっとビックリしたのですが、
とくにストップがかかるわけでもなく、
なんだか一生懸命に語りかけるおばあさんの姿に、
会場全体が温かい目で見守っていました。
そんなおばあさんの姿を見ているうちに、
「ああ私も年を取ったら、あんな自由なおばあさんになろう!」
と思ってしまいました。
年を取るからって、出来なくなることばっかじゃなくて、
年を取ったから、出来ることもあるんじゃないかなと。
ま、周りは、迷惑かもしれないですけどね…。
笑って許してもらえる、そんなおばあさんになりたい…。
ちなみに私の数少ない自慢の一つが
長くてしっかりした「生命線」。
しぶとく長く、生き抜くみたいです…。
前厄、本厄、後厄と3年間厄除けやりましたがな、近くの神社で。
オラたちのところは、ご祈祷をしてもらうだけじゃなく、
元旦の初詣客の接待係を務めなくちゃならない。
大晦日の午後3時から集まり、お酒や御つまみ、雑煮、お菓子の準備。
で、いっぺん家に帰ってから夜9時頃集合。
初詣が始まると、参拝客にお酒や雑煮を配り、次の参拝客のために雑煮の茶碗を洗う。
寒い、冷たい。これが、朝4時頃まで続き、その後ご祈祷をしてもらう。
これ、3年間。眠い、辛い。
おかげで3年間、お正月はずっと風邪ひいてましただとさ。