2020年を、おさらいする時期である。
わしらの仕事は、コミュニケーションありきで
成り立っている。
(と、わしは思っている)
より、理解や共有の密を深めようと、肩にチカラが入ると、
例え話を用いるケースが多い。
そして、わしの場合「野球」に例えることが多いらしい。
打者に集中しすぎると、ランナーに盗塁されるから、
当面の制作課題をクリアしつつ、予算が過剰しないように
ランナーの動きも見計らいながら、
双方抑えて、アウト(プット)を重ねていく、とか。
(こんな例え話は、実はしたことない)
おそらく、それも10年前まではスマートコミュニケーション
だったはずが、チームのメンバーも
年々、若くなり、次第に “ 例え話 ” が
話す相手にとっての、 “ 謎解き話 ” に様変わっていくのであった。
会話を交わさないというコミュニケーション法もあるが、
(筆談ホステスのことでない)
気の流れに乗らないと、(気流のことではない)
功を奏しない。
話は、飛んで、2020年コロナ禍という状況にありながら
プロ野球は開催され、
地元『中日ドラゴンズ』は8年ぶりのAクラスによみがえり?した。
与田監督、就任2年目の「成果物」である。
思い出されるのが、与田監督が就任したときの選手たちへのあいさつ。
『自分が今の広島カープに入ったとき、レギュラーになれるのか』
2018年のセ・リーグの優勝チームは「広島カープ」だった。
同年5位だったドラゴンズのレギュラー陣が、
仮に広島に所属したとしても、
レギュラーポジションをそのまま維持することができるのか、
それとも控えにまわってしまうのか。
そんな視点と視野を、与田監督は選手たちに投げかけたのだった。
(元 投手だけに)
わしたちの仕事も、同様なことが言える。
仮に、他の会社に移籍したり、印刷会社でも広告代理店でも、
Web制作会社に所属しても、
今の仕事ぶりを、過不足なく発揮できるのであろうか。
もとより、会社を変わる発想は、皆無でいいと思う。
タイプや役割、長所も短所も人それぞれ違うなか、
チームとして、パーソナルの技量を各自が発揮できるのは、
とても、いい構図である。
(と、わしは思っている)
やっぱり、そういう空間を支えているのも、
人と人が織り成す
コミュニケーションだと思うのである。
で。
今回は、ドラゴンズAクラスでよかったね!
というテーマなのであった。
↑ わしの、成果物。
Maskしても、しなくても、コミュニケーションの時間や工夫は惜しまないように。
でも、長く、だらだらしないように。
自省。
* 来年からは、「バンテリンドーム ナゴヤ」。
改行の空きが、思いどおりにならん(泣)