「ねこふんじゃった」という曲をご存知だろうか。そう、ピアノの前に座ったら弾かずにはいられない、あの曲だ。最近Twitterで「ねこふんじゃったって、なんであんなにみんな弾けるんだろうね」といったツイートを見て、(たしかになぁ。ピアノを習っていない私でもねこふんじゃったは弾けるもんなぁ)と思った。
そして私はさらに思った。ねこふんじゃったを弾くことはできるが、歌えないぞ?
ちなみに私は今まで、こんな感じで歌っていた。
ねこふんじゃった ねこふんじゃった ねこふんじゃ ふんじゃ ふんじゃった
ねこふんじゃった ねこふんじゃった ねこふんじゃ ふんじゃ ふんじゃった
ねこニャー ねこニャー ねこニャー ニャー ニャー 〜♪
我ながら、適当にもほどがある。「ふんじゃ」ってなんだよ、って感じである。
さて、みなさんは歌えるのだろうか。
水曜日の○ウン○ウンとかで、「ねこふんじゃった弾けるけど歌えない説」をやってほしいくらい、全国のねこふんじゃったの歌唱率が気になっているので、教えてほしい。
まったくもって本当の歌詞がわからなかったので、調べてみた。
出だしの歌詞がこちら。
ねこふんじゃった ねこふんじゃった ねこふんずけたらひっかいた
ねこひっかいた ねこひっかいた ねこびっくりしてひっかいた
わるい ねこめ つめを きれ
やねを おりて ひげを それ 〜♪
第三者的に見て、ねこは何も悪くない。先に危害を与えたのは、ふんずけた人なのだから。にもかかわらず「爪を切れ」やら「髭を剃れ」などと罵声をあびせられているねこ。そもそもねこの髭は剃るものなのか?という疑問点も残る。ちなみに曲の続きでは、人はねこに謝罪の弁を述べているが、誠意がこもっているとは言い切れない。
あまりにも、ねこふんじゃったの歌詞が衝撃的でおもしろかったので、作詞家を検索してみると、同じ人が「サッちゃん」も作っていた。サッちゃんの曲は1番しか知らなかったが、3番が哀愁漂っていた。こんなに切ない曲だったのか……。気になった人はぜひ、童謡の歌詞を調べてみてほしい。
知ってるようで、知らないことって、たくさんあるね。
普段お世話になってる身としては期待!!!
味覇って読み仮名ウェイパァーなんですね。