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いちご餅

引き続きインターンシップの学生さんは、
年度末進行で疲労感漂う社内でも、
新鮮でキラキラとしている。

 

うん、さわやかでよろしい。

 

金蝶園総本家の『いちご餅』のいちごくらい、フレッシュだ。
(本日のシンクスのおやつ。激うまでした)

 

そう言えば、
昔は苺大福なんて邪道だと思っていたけど、
いつの間にか好きになっている。

 

絶対粒あん派の私でも、
たまにカスタードのたいやきが食べたくなる。

 

つまりは、きっとこれからも、
フレッシュな若い世代や新入社員の人たちが、
私の固定概念を変えてくれるのだろう。

 

4月からは3人の新入社員がやってくる。

 

と、無理やりいい話風にまとめてみたりして。

 

 

ともかく、“わし”さんから続いた、
シンクス年長者たちのグダグダBLOG三連発はこれくらいにして、
そろそろフレッシュなブログを書いてくれることを願います。

 

 

 

 

 

足跡。

つい先日、NODA・MAPの新作・第21回公演『足跡姫』を
東京芸術劇場で観てまいりました。

 ashiato

 

 

NODA・MAPは、劇作家の野田秀樹氏が、
毎回役者さんを集める形で行うプロデュース公演ですが、
私にとっては3公演ぶりの久しぶりのNODA・MAP!!

なんせ、チケット取れません!

ほんと、たいへんなんです。

 

 

特に今回の作品は、
野田秀樹さんの同い年の盟友で、4年前に亡くなった
18代目中村勘三郎さんに捧げるオマージュということで、
なんとしても見たいと思っていた作品でした。

 

ホームページには、
野田さんのこの作品に対する思いが直筆で公開されているのですが、
これを読むだけで胸がいっぱいになります。

noda

 

客席に花道が設置されていたり回り舞台になっていたりと、
歌舞伎小屋を想像さる舞台演出。
そして、三・四代目出雲の阿国をはじめ、
野田作品らしい魅力的なキャラクターたちが、
歌舞伎の史実を連想させるストーリーを創り上げていきます。

 

野田作品は難解だとも言われるのですが、
私は野田さんの作品は大好きです。
たぶんその多くを理解できていないのだろうなぁと思うのですが、
言葉遊びの巧みさとか、伏線の張り方、
その伏線をラストで一気に回収していく見事さに、
いつもうっとりさせられます。

 

そして難解な分、
観劇後に戯曲を読み直す面白さもあったり。
観劇の余韻に浸りながら、パンフレットや戯曲を読み返すのが、
私の至福だったりします。

 

さらに今回の作品は、
観劇の前日に、中村勘太郎&長三郎兄弟の
初舞台に至るドキュメンタリー番組を見てしまたこともあって、
また別の感動がありました。

 

歌舞伎も、
東京オリンピックの開会式に使われるんじゃないかとか、
いろいろ話題になっているので、
もう少しじっくり観てみたいなと興味が出てきちゃいました。

 

お芝居も歌舞伎も、
誰かが2本の足で道なき道を歩いて、足跡を残してきた芸術。

 

やっぱり肉体の芸術って、すごい。

 

 

 

洞窟へGO!

皆さんは洞窟に行ったことはありますか?

 

私の2017年初撮影は、
なんと山口県の秋芳洞・秋吉台に行かせていただきました。

 

これまでも日本の各地に行かせていただいているのですが、
なぜか今回は、事前に撮影準備をしていると、
社内の若い子たちから

 

「洞窟行くんですか!?」

 

と声をかけていただき、
意外にも若い子には、
“洞窟”という響きが興味をそそるのだと驚いております。

 

私も、鍾乳洞はあちこち行ったことはあるのですが、
初めて秋芳洞に足を踏み入れて、
そのダイナミックさにビックリ!

 

こりゃ、洞窟だわ…。というスケール感でした。

 

これが入り口です

これが入り口です

中はとてつもなく広い空間です

中はとてつもなく広い空間です

ぶら下がる鍾乳石が迫力!

ぶら下がる鍾乳石が迫力!

観光できる経路は約1キロメートルほどですが、歩く歩道はしっかり整備されています。
途中、エレベーターで入れる入り口もあって、
車いすで入ることもできるそうです。

 

だから、冒険気分を味わいたい小学生も、
ゆったり鑑賞したい大人にも、秋芳洞はぜひお勧めですよ!

 

 

来てけつかるべき次の世界

実は本当は、先日観た
西川三和監督の最新作映画『永い言い訳』が
あまりにもすばらしかったので、
その話を切々と語ろうと思っていたのですが、
アメリカ大統領選挙のおかげで、
そんな気分にならなくなってしまいました。

 

すいません。

ただ、本当にすばらしかったので、
「ぜひお勧めです!」とだけ言っておきます。

 

いや〜、ついに結果が出てしまいましたね。
イギリスのEU脱退の選挙の時も
かなり驚きましたが、
こんなことって起こるんですね。

 

あまりにも世界の流れが予測がつかなくて、
これから先どうなっていくのか、
正直『怖い』というのが私の本音です。

 

そういえば、昨日のブログでは
プロ棋士によるソフト不正使用疑惑の話に
触れていましたけど、
こちらも先日観たヨーロッパ企画さんの
「来てけつかるべき新世界」というお芝居では、
人工知能に振り回される近未来が描かれていました。
(ちなみに“来てけつかるべき”という大阪弁はなく、
“来るべき”を大阪風に言い換えてつくったそうです)

 

舞台は、大阪・新世界のコテコテの串カツ屋さんで、
一見下町の人情あふれる世界観に見えつつ、
実はドローンが出前を運び、町に野良ロボットがあふれ、
軒先では人と人工知能とがペアを組んで
将棋に挑む世界が描かれていました。

 

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お芝居を観てるときは、
人工知能に振り回されて
アタフタする人間の姿に、
ゲラゲラと笑わせてもらったんですけどね。

 

果たしてこれから、
どんな世界が来てけつかるべきなのかわからないですが、
個々が危機感を持つことで、
世の中に自浄作用が起こることを祈るばかりです。

カウントダウン

オリンピック&パラリンピック、
ついに終わってしまいましたね。

オリンピックをテレビで見ながら、
やはり気になったのは
スポンサー各社のオリンピック関連CM。

同じオリンピックでも、いろいろな切り口でつくっていて、
かなり興味深かったです。

 例えば選手を起用するとしても、
金メダルに近い選手を起用するのか、
東京大会へつながる若手選手を起用するのか、
それだけで伝えることが違ってくる。
ある企業なんかは、
リオには出場できなかった選手起用することで、
東京大会への期待を煽っていたりして、
改めて4年後に東京があるんだと感じさせられました。

 

で、そんなことを思っていたら、
こんな特集をしている雑誌を見つけました!

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  『オリンピックの遺産と革新』
この特集、かなり面白いです!

 

内容は盛りだくさんすぎて紹介しきれないのですが、
私たちの業界的には、
過去のエンブレムの歴史や、
東京招致に向けたプレゼン&ロビー活動を紹介してたり、
IOCに提出した資料は落選した2016年と2020年の両方が掲載されていたり。

 

これだけでもかなりの読み応えですけど、
そんな中で私がとくに面白かったのが、
「五輪スポンサーの未来遺産」という特集。

 スポンサーは資金を提供するだけでなく、
その企業が持つさまざまな技術やノウハウで支援します。

この特集では、各スポンサーがこれまでやってきた仕事と、
2020年にどのような仕事をしようとしているのかがまとめられていて、
4年後にどこに向かおうとしているのかがうかがえます。

これだけの企業が、全部、
4年後に照準を定めてカウントダウンを始めているんだって考えると、
やっぱりオリンピックって凄いかもって思います。

 

いったい日本に、どんな革新が生まれるのでしょう。

 

もしかしたら、私なんかは、
ますますついて行けない世界になっているかもしれません。

 

どんなことが起きているか想像はつかないけど、
4年間で日本の何が変わって、何が変わらないのか、
見届けるのがちょっと楽しみな気がします。

 

 

とりあえず私レベルの革新で言えば、
バリウムを飲まなくてもいい世の中になっていてくれれば
かなりの大躍進です。

 

では、皆さん、台風気をつけてね。

 

 

愛がなくっちゃね。

イエモン再結成のおかげで、
最近、久しぶりに音楽雑誌をよく読んでいる。

 

そこでふと思い出したのが、
かつて私が中高生の頃に読んでいた
『PATi・PATi』という音楽雑誌。

 

2013年に残念ながら休刊となってしまったのだけど、
皆さんは知っているでしょうか??
たぶん同世代にはおなじみのはず!!

 

『PATi・PATi』と言って思い出すのは、
個性的なライター陣。
私が購読していた当時は、
ミュージシャンに対して担当ライターがほぼ決まっている感じで、
今でも記憶に残っているのは
宇都宮美穂さんと森田恭子さんの2人のライター。
確か、宇都宮さんはユニコーン、
森田さんはミスチルの記事を書かれてた。
(もちろんそれ以外の人の記事もたくさん書かれてましたけど)

 

中でも衝撃を受けたのが、
ある号の宇都宮さんとユニコーンとの対談記事で、
テーマが「ユニコーンはなぜ売れないのか?」。

『PATi・PATi』に載るくらいだから、
決して売れていない訳じゃないだろうけど、
なんだろう、伸び悩んでたんですかね??
もしくはもっと売れてもいいはずなのに、ってことなのか。

状況は忘れたけど、とにかく若かりし頃の私にとっては、
「そんなテーマを本人たちにぶつけちゃうって、凄くない!?」
「もっと褒め称えたりするもんじゃないの??」
「そこまでズバリ言っちゃっていいんだ!!」
とかなり驚きながらも、
ワクワクしながらその記事を読んだことを覚えてる。

 

当のユニコーンのメンバーも、
まああの頃からゆる〜いテンションではあったけど、
おもしろがってあれこれ語っていた。
で、そういう彼らをまたいいなぁって思えたり。

 

でも、やっぱりそこにはお互いの信頼関係があるというか、
宇都宮さんの『ユニコーン愛』があったから
成立した記事だったんだろうなと思う。

 

そんな、本音をぶつけ合えちゃう親密さや
愛ある文章をなんだかうらやましく感じたりして、
今思えば、私が「ライター」という仕事に憧れを持った、
原体験があれだったのかもしれない。

 

人は好きなことには饒舌になるし、語りたくなる。
だから、取材相手や取り組んでいる仕事を好きになることは、
ライターにとっては必要不可欠なこと。

 

「だた何でもいいから書いて」
という仕事ほど、難しいものはない。

 

やっぱり、愛がなくっちゃね。

 

やっぱり、愛がなくっちゃね。

(大事なことなので2回言ってみた)

 

オーシャンビュー

皆さんは、宿泊施設を選ぶとき、
どこをポイントに決めますか?

 

私は定期的に、取材や撮影などで、
泊まりがけの出張になることがあります。

そんな時、なかなかたいへんなのが
交通手段と宿泊施設の確保。

 

たいてい私が
スタッフ分の宿泊施設を予約するのですが、
いつもこのホテル選びには悩まされています。

 

1.予算は抑えたいけど、あまりにもひどいのは悲しい。

2.次の日の取材・撮影のためにも安眠したい。

3.駐車場と朝食は必須。

4.できたらキレイで新しいとうれしい。

5.スタッフに「いいとこだね」と思われればなお良い。

 

こうした様々な要望というか邪念が入りながらも、
最後は直感力と決断力。
まあ悩んでいる暇もないので、「えい、やー」で
決めちゃっているのが本当のところです。

 

で、先日ははるか南の“宮古島”に
取材・撮影に行くことになりまして、
相変わらず慣れない飛行機の予約から始まり、
宿探しに四苦八苦しました。

しかもリゾート地・宮古島にはビジネスホテルは少なく、
時はオンシーズン!!

 

慌てて検索しまくって、出てきたのが2つのホテル。

 

値段もほぼ同じ。雰囲気も、まあそんなに差はない。
(HPの写真を参考にするが意外とだまされるので注意)

 

そこで私の決め手になったのが、
片方のホテルのHPに書かれていたこの一言。

 

「全室、オーシャンビュー!!」

 

せっかく南国に行くのだから、
どうせだったらオーシャンビューしたいじゃないか!

 

きっとみんなも喜んでくれる(はず)!

 

ということで、そのホテルに決定しました。

 

果たして行ってみた結果は………、
オーシャンビューにみんな感動したのか………、
取材に同行いただいたメタルIさんの
明日のブログでどうぞ!
(ということで明日へ続く)

 

とりあえず宮古島のスナップを少々。

 

やっぱり海はエメラルドグリーンでした

やっぱり海はエメラルドグリーンでした

太陽との距離感が分からなくなる暑さです

太陽との距離感が分からなくなる暑さです

サトウキビ、最強

サトウキビ、最強

追憶

イエモン、復活おめでとう!!!

私にとっての“ロックスター”がまた動き始めました。
初日のセットリストを見て、震えています。

とにかく生で再び演奏を聞ける日まで、
なんとしても東海地震が来ないことを祈っています。

 

で、話は変わりますが、
昨日、演劇界のスター…、いや違うな、
巨匠、重鎮…どれもなんか違うけど、
とにかく日本の演劇界のトップとも言える
蜷川幸雄さんが亡くなられました。

 

思い返してみれば、
私が自分の意志で最初にお芝居を観たいと思ったのは、
栄のど真ん中に掲げられていた
「身毒丸」の真っ赤な武田真治の大看板に
強烈に惹かれたのが最初のきっかけでした。

 

当時の看板が、確かコレです。

当時の看板が、確かコレです。

 

で、ドキドキしながら観に行った初の蜷川ワールドは、
それはそれは妖艶でものすごいパワーの塊だったんだけど、
正直、話を理解するまでにはいきませんでした(笑)。
数年後に藤原竜也ver.を観た時に、
ようやくなんとなく内容を理解した感じです。

 

で、その後は
社会人になって忙しかったり、
一人暮らしでビンボーだったりで
しばらくお芝居とは離れてしまっていました。
でもある年のお正月に、
「今年からお芝居をちゃんと観に行こう!」と決意して、
頑張って久しぶりにチケットを取ったのも、
蜷川さんの「エレクトラ」だったんですよね。

 

蜷川作品と言えば、シャークスピアや古典作品が多くて、
知識と教養の足りない私には
ちょっと小難しいイメージなのですが、
それでもわずかながら拝見させていただいてきました。

 

「身毒丸」「リチャード三世」「エレクトラ」「薮原検校」「ボクの四谷怪談」「ヘンリー四世」…

 

今思い出せるのはこれくらいでしょうか。
(ちゃんとと記録に残してないのが悲しい)

でも、改めて大勢の役者さんの追悼コメントをみると、
蜷川さんが演劇界に残した功績っていうのは
とてつもなく大きいのだと感じます。

私が拝見している役者さんのほとんどが、
蜷川学校の生徒だったんですね。

 

考えてみれば、古典の苦手な私が、
わずかながらシャークスピアの世界に触れられたのも、
あの数々のお芝居があったから。

蜷川さんは、若い役者を積極的に起用してきたことでも有名ですが、そのおかげで若い世代の人でも古典に触れることができたはず。

つまりは、若い役者さんだけでなく、
若い観客も育ててくれていたのだと、
今更ながら気づかされます。

 

延期になってた公演も、密かに楽しみにしてたのに。
残念でなりません。

 

週末は、イエモンを聞きながら
過去の蜷川作品のパンフレットを見返してすごそうかなと思います。

 

 

 

 

乱鶯(みだれうぐいす)

行ってきましたよ、
劇団★新感線 2016年春興業「乱鶯」。

 

劇団★新感線の中でも
「いのうえ歌舞伎」と呼ばれる時代ものは、
これで第六作目になりますが、
どれも大好きな作品ばかり。

 

今回も期待せずにはいられません!!

 

しかも席が9列目という、
なかなかのベストポジション!!

新感線の場合、チケットを取るのも大変なので、
「もう取れればどこでもOK!」ってなっちゃいますが、
今回の席はほんと、うれしい!!

 

で、お芝居ですが、
新感線にしては正統派の時代劇!って感じでした。
たしかにサブタイトルにBLACKとつけてあるだけあって、
ちょっと全体に大人??
でも、相変わらず笑いもあって、
後半に向けてたたみ込むように話が展開して、
迫力の殺陣で締めるラストは、
やっぱり観客の気持ちをググッとわしづかみにしてくれます。

 

ラストの演出は、ちょっと鳥肌ものでしたね〜。

 

ちなみに「乱鶯」というのは、
春に鳴く鶯が夏になっても鳴いているさまを表現する言葉らしいのですが、
それを受けてお芝居の中では、
悪人に対して決してあきらめない
とことん悪あがきをする主人公の姿に表現していたのが
すっごく粋に感じちゃいました。

 

お芝居って、言葉の使い方一つひとつに
すごく意味を持ってることが多くて、そこが本当に面白い!

 

あと、いのうえ歌舞伎と言えば、
毎回楽しみにしているのがパンフレットです。

 

毎回豪華で、手の込んだ作りにうっとりしています。
デザインや写真の撮り方から衣装まで、
どこまで凝ってるんだ!って毎回ほれぼれしています。

高いけどね、
高くていっつも買う前に一瞬グッとなるけど、
でもやっぱりここまでやって欲しいなあ。

IMG_1833+

表紙はこんな感じ。

 

で、中身はこんな感じ。

IMG_1838+

撮影日記

年末から年始にかけて、屋外での撮影が続きまして、
ちょっとした天気予報ノイローゼでした。

 

スカッとした青空を狙って撮影日を決めたかったので、
いつ晴れるんだ、いつ晴れるんだと、
一週間予報をにらむ毎日。

 

そこで気がついたのは、一週間前の天気予報では、
なかなか完璧な「晴れ」とは断言してくれないということ。

必ず、「曇りのち晴れ」とか「晴れ時々曇り」とか、
微妙な曖昧さを残した予報しか出してくれないんですね。

 

撮影を見送った日に限って快晴だったりすると
かなり凹むんですよ。

 

そんなこんなが重なって、
後半はもう雨だったら雨で考えるしかないと開き直れるようになったけどね。

 

ああ、でも天気を自由に操れる力が欲しい…。

 

で、せっかくなので1月に行った
奈良撮影でのオフショットを少し。

 

↓  奈良公園の鹿がいっぱい

NARA

 

 

 

 

 

 

↓  鹿を撮りたかったけど逃げられるおじさん

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↓ 大和郡山市にある金魚電話BOX

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大人たちの休日

先週末、シンクス恒例(になりつつある)の、
秋空BBQ大会が庄内緑地公園で行われました。

 

BBQ

 スタッフの家族や、
育休中のOちゃんや、
悪態ついて辞めていったOくんも、
大勢が集まって賑やか、賑やか♪

 

そんな中、ツボだったのがFさんの息子さん(小学生)のひと言。

 

『食べて、飲んでるだけじゃん!』

 

そうね、確かにそれ以外にしていない…。
そんな大人の最高の休日は、子どもには不思議なんでしょうね〜。

 

それでは、みなさん、素敵な休日を!

 

inputとoutput

ここ半年くらい、イマイチ余裕がなかったこともあって、
若干遊びをセーブしていたつもりだったのですが…。
(友だち連中には『嘘付け!』と言われるんだろうけど)

 

ところが反動とは恐いもので、
一気に自分の中のエンタメモードが8月に集中。
気が付けば、8月の前半だけで
芝居3本、ライブ2本のハードスケジュール…。

ま、お盆休みもあったからね。そんな時もあるよね。

 

とくにライブはかなり久しぶりで、
しかもどうせ関東行くならついでに〜、
ということで2日連続にしちゃったものだから、
果たして体力がもつのか
とてつもなく不安にかられておりました。

 

でもね、いざ会場行ったら
一気にテンション上がりましたよ!

 

あっと言う間の3時間!

まだまだ大丈夫、はしゃぐ元気はあるのだと、
かすかな自信がついちゃいました。

IMG_1305  IMG_1312

 

でも、改めて感じたのは、
観劇とライブでは、
同じようにリフレッシュできるのだけど、
その性質は違うんだということ。
(自分比ですが)

 

お芝居は、世界観に浸って、考えさせられたり想像したり
自分の内側に入り込む感じがが楽しいけど、
ライブは、やっぱり開放というか、エネルギーを放出させる快感。

 

つまり、インプットとアウトプット。

 

この両方を楽しめたお盆明けは、
かなりリフレッシュ感を味わえた気がするのです。

 

うん、
どっちもバランスよく楽しんでいけるのが理想だな…
と実感。

 

あとは財布次第か…。厳しい。
(最近のチケットって、高過ぎません??)

20年

阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件など、
発生から20年目を迎た大事件が
改めてクローズアップされている。

 

風化させてはいけないと、
いろいろな特集が組まれている。

 

この2つの事件を、
あまり良く知らない昔の事件と感じるか、
近年の大事件と感じるかで、
たぶん世代が大きく分かれるのだ。

 

私…、もちろん最近の出来事派でございます。

 

過去のことはことごとく忘れていく私だが、
さすがにこの2つの事件はよく覚えている。

 

とくに地下鉄サリン事件は、
大学の卒業式を控えた春休み中で、
事件発生の前日まで東京の友人の家に遊びに行っていた。

 

と、ここまで書くと気付く人もいるかも知れないけれど、
そう、
私は20年前に大学を卒業し、
社会人になって今年で20年目を迎える。

 

まじか。

 

まじなのか。

 

アンビリーバボーな時の流れ。

 

来週になれば、
20歳くらい離れたピカピカした新人さんもやってくる。

 

とりあえず自分の歴史は、風化させようと思う。

 

現代用語の基礎知識

最近よく『ファシリテーター』という言葉を耳にします。

 

すっかり日常的に使っている方々には申し訳ないですが、
恥ずかしながら、私はつい最近これを知りました。

 

とあるお仕事で、 大手企業の方々とお話する機会がありまして

「本日のファシリテーターは、○○さんにやってもらいまして…」

と、日常会話のように出てきた言葉に、
私は内心『?』と思いつつも、
その場は にこやかな笑顔でスルーしましたよ。

 

で、会社に戻ってさっそくグーグル先生に尋ねてみると、
出てくる、出てくる。

 

これってもしかして、
知らない間に一般用語になってます?
現代用語の基礎知識ですか?

 

ファシリテーターというのは、
どうやら「促進させる役割の人」を意味していて、
人々の活動が容易にできるように支援したり、
うまくことが運ぶように舵取りをする人の ことのよう。

会議やミーティングでいえば議事進行役を務める人だったり、
プロジェクトの進行管理役といった感じでしょうか。

 

あまりにも知らない間に
知らない仕事(役職?)とが世の中に
増殖していると思うは私だけ?

 

先日も、大手広告代理店のサイトを見ていたら、
キャリア採用の職種が以下のようになっていました。

======================================
◎アカウントプロデュース職(営業職)要員
◎ストラジックプランニング要員
◎マーケティング・テクノロジーの開発要員
◎webサービス/スマートフォンアプリ企画・開発プロデュース要因
◎ 財務(海外M&A業務)要因
======================================

もうこうなると、聞き慣れた『財務』の響きがなんとも愛おしい。

 

個人的には、こういう今どきな職種を見ると、
名前先行型の独りよがりな感じを抱いてしまうのが本音ですが、
そういう自分も『コピーライター』って…、
親世代から見たら十分うさん臭いのかもしれないんですけどね。

 

でも、冷静に世間を見渡すと、
今までになかった役割を担う人が求められていて、
そこに仕事が生まれているということなのだろうな 、とも思ったり。

 

ボヤボヤしていると、
あっという間に仕事の構造が変わっちゃいますね。

 

こわっ!

幸福を見つめるコピー

昨年末、2014年の12月20日に
コピーライターの岩崎俊一氏が逝去されました。

 

岩崎さんは私の好きなコピーライターの一人で、
一度だけですが講演会にも行かせていただきました。

 

 

「美しい50代がふえると、日本は変わると思う。」

 

「やがて、いのちに変わるもの。」

 

「人は貧しいという理由で死んではいけない。」

 

「年賀状は、贈り物だと思う。」

 

以前、「幸福を見つめるコピー」という著書を出されましたが、
本当にそれが伝わる 名作コピーの数々。

 

決して奇をてらうわけではないけど、
いつも言葉の中に小さな発見があって
しっかりと人の根っこに響かせるコピーが私は大好きでした。

 

もう、岩崎さんの広告が見れないかと思うと、残念でなりません。

 

そんなことがありつつも、(話が急に変わってすいません)
本日のシンクスは、とある賞への参加に向け、
ランチタイムを使ってのアイデア発表会でした!

 

 

さあ、私ももうひと捻りしなくては。

とりあえず、岩崎さんの本を再読してみようかなと思ったり…。

 

雪景色

降りましたね。

もしかしたら降らないんじゃないかと期待しましたが、
やっぱり降ってしまいました。

 

普段、車の恩恵をたっぷり受けているくせに、
スタットレスをケチるこの数年 は、
雪と聞いて『不安』しかありません。

 

今朝もがっつり積もった雪景色を眺め、うなだれ、
マイカー通勤は諦め、バスで地下鉄の駅までいくことに。

 

と言っても、まずバス停まで15分かかるんですけど。

 

雪の日のバスって、時間通り来ないんですけど。

 

幸いだったのは、空から晴れ間が見えていたことぐらいでしょうか。

バス停までの道すがら、少し気分も上がって、
写真などを撮ってみる。

 

 

 

 

里山じゃありませんから!

 

孤島になってませんから!

 

ともあれ、なんとか会社に来た私ってえらい。

 

もう、もう、今年は雪、いりません。

 

遭遇……できず。

困った時のお芝居頼みで、今回も観劇のご報告。

 

先日、なぜか同じ公演のチケットを、
大阪公演1枚、名古屋公演2枚をゲットするという失態をおこし、
あわてて名古屋公演の2枚を友人にゆずって(正しくは売りつけ)、
私は寂しく1人大阪へ…。

 

で、観て来たお芝居がこちらです。

ここ数年、テレビや映画で引っ張りだこの福田雄一氏の演出。

 

もちろんゴリゴリのコメディですが、
今回の目玉は役者4人で139役を演じるというその仕掛け。

ストーリーで笑わせるというよりも
次々と役を変える役者たちのドタバタ劇で、
アドリブなのか設定なのか分からないギリギリのところが見どころ。

 

で、私の大阪観劇から数日後。

 

友人2人が名古屋で観劇をしたその日、その友人から長〜いメールが。

 

なんと、観劇後に立ち話をしていたら、
出演者の一人、俳優の佐藤二朗氏に道を聞かれて道案内までしたというではないか!

 

なんという偶然! なんという幸運!

 

実は佐藤さんは、私と同郷!
私もその場に遭遇して地元トークをしたかったのにぃぃぃ!!

 

しかも後日、実は出身高校まで一緒だったことが判明。

 

それを友人に報告したら、

『でも、高校時代に会ってても絶対憧れなかったでしょう…』

 

そ、そ、そんなことないっす。先輩。

 

いつか、私も、誰かと遭遇したいなぁ。
(でもたぶん気付かない)

 

 

勝手にPR!!

元同僚のデザイナー兼イラストレーターのYちゃんが、
雑貨屋さんに嫁いだと思ったら、
なんとアクセサリーのデザインまで始めてしまいました。

 

そのオリジナルアクセサリーが ついに完成!!

こんな素敵なDMが届きました。

 

さすがっ!
イラストの腕を生かして、絵本風の紹介パンフレットになっています。

アクセサリーの一つひとつが絵本の登場人物のようです。

 

か、かわいい…。
もっと詳しい内容は、ぜひこちらをご覧ください。

http://www.organfan.jp/products.html

 

もちろんアクセサリーも、
いい感じに大人女子でもカジュアルに使える
うれしいデザインです♪
ちなみに、わたしのお気に入りはこちら。

ミジンコピアス。微生物って、そそるよね(笑)。

 

いろいろ見せてもらった素直な感想としては、
『これって、う、う、売れちゃうんじゃない??』
と勝手に盛り上がってしまいました…。

 

来月発売の雑誌『FUDGE』でも紹介されるそうなので、
よろしければチェックください。

11月中旬に発売スタートとのことです!!

 

☆おまけ☆
購入するとこんなかわいい袋もセットでついてるんですってよ!
奥さん、これはうれしいね。

ちなみに写真は太陽のブローチです。

古きと新しき

前回、文楽を暑苦しい感じに語ってみたら、
最近こんな記事を見つけました。

 

 

なんだか、とっても面白そうじゃないかぁ!!!!

 

で、さっそく予告編の画像を見る。

 

 

やっぱり、とっても面白そうじゃないかぁ!!!!

 

以前も、アートアクアリウムを紹介させてもらったのだけど、
どうも最近は、古いものと新しいものがいい感じに融合するモノが
私のツボになっているのかも。

 

ただ今、東京は下北沢で上映中とのこと。

 

う〜ん、きっと行けそうにもないじゃないかぁ!!!!

 

興味を持った方、行けそうな方は、ぜひ。

 

それなり文楽

関西に、刻々と台風が近づいて来ていた頃、
(近鉄は見事に止まったが…)
観にいってきました、三谷文楽『其礼成心中(それなりしんじゅう)』!

 

文楽を簡単に説明させていただくと、
日本の伝統芸能の一つである人形劇(人形浄瑠璃)で、
太夫、三味線、人形が三位一体となって作り上げるお芝居。

 

そんな伝統芸能である“文楽”を、
あの三谷幸喜氏が手がけたのが “三谷文楽”です。

 

2012年の初演で大絶賛を得た作品が、
今年は文楽の本場・京都でも再演されると聞き、
これは見なくては!と出かけてまいりました。

 

↑このフライヤーもかっくいい!!

 

いや〜もう面白かった!素晴らしかった!

 

三谷作品(特に舞台ね)にはある程度の信頼を寄せている私ですが、
期待のはるか上を超えてよかったです。

 

まず始まって3分で、人形の動きの美しさに魅了され、
10分で話の展開に驚かされ、
そのあとはあれよあれよとあっという間の2時間。

 

伝統芸能につきまとう、難しさや退屈さなんて、
みじんも感じませんでした。

 

むしろ、1体の人形を3人の人間で巧みにあやつり、
見事な動きや表情を作り出す『文楽』の面白さを再発見できました。

 

この作品をつくるにあたって三谷さんが、人形遣いの方々と話をした際に
「人間が演じられるものは、絶対に人形も演じられる。
人間が演じられないものも演じられる」
と言われたらしいのですが、そんな逸話も納得…。

 

三谷演出ならではの突拍子もない展開にも、見事に順応していました。

 

ジャパニーズカルチャー、恐るべし。

 

個人的にはいつか、
文楽の技能士さんたちを取材してみたいとか思ったりして。
そんな仕事、できるといいなぁ。

 

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