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出会いは雨の中。

※読者に気持ち悪がられるか。きゅんと慕情をくすぐるか。
 この投稿は、私にとって試金石となる。

 

私は片道20分ほどかけて自転車通勤をしている。
自宅から会社まで、すべて平坦な一本道。
急ぐでもなく、のんびりよたよたとマイペースな道のり。
このスピード感が、私の性分に合っているようだ。

 
あれは数日前のこと。
自宅を出て5分ほどのところでスコールのような大雨に遭遇。
お尻を持ち上げ左右に振り、ダイナミックなフォームで会社をめざすか、
雨宿りをして(もちろん遅刻)雨をしのいでから出勤するか。

 
私は迷うことなく雨宿りを選択した。
なぜなら、昔から雨宿りに出会いはつきものだからだ。

 

小さな軒下で髪をかき上げながら空を見上げる私(少年)。
ふと横を見ると、同じように雨宿りをしているうら若き女性。
目が合って軽く会釈をする2人。
白いブラウスは雨に濡れ…すぐに顔をそらす私……。
その仕草にはっとなり、背を向ける女性……。
2人の頬はほんのりピンクに染まっていたに違いない。

 
そんな昭和チックな出会いを求めて、近くの病院の軒先へ避難。
5分…10分…時間だけが進む。雨脚が衰える気配もない。
あっという間に染められたコンクリート。
水を跳ねながら急ぎ足に通り過ぎる人たち。
どうやら、雨宿りなどという選択をしたのは、私一人のようだ。
私は出会いをあきらめ、近くの地下鉄駅へ潜り込んだ。

 

しかし、そこで奇跡的な出会いが!!

 

つづく

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きつね〜♪きつね〜♪

最近、気づいたり、察知することの遅さを実感する、この頃である。

 

ROCK iN JAPAN FES 2016

ROCK IN JAPAN FES 2016(08/06)

 

 

あ、メギツネや♪

 

 

そして、こんなのがおることを、最近知った。

 

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 実写版!

 

inarin1

 

 

後ろを見ると!

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お米が背中からはみ出とる!

 

 

実写版!

 

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なかなか、味のある「きつね」ではないか。

 

ぜんぜん、知らんかった。

 

 

こどもたちの夏休みも、残すところ、あと1日である。

(今回のブログは、わしの夏休みの思い出でした)

 

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【Part3】海の向こうで…【脱日本!】

こんにちは。みなさまは夏をいかがお過ごしでしょうか。
夏バテに期待しつつも、今年も全く食欲減退を実感しないわたしですが、 前回の「プレイスメントテスト」から早くも4ヶ月、準備もそこそこに8月の長期連休でオランダへホームステイに行ってきました。

 

 

世界地図

今回は、名古屋からオランダまでに道のりを一人で旅してきました。その道中で感じたことを2回(地図編・美術館編)に分けまとめたいと思います。それでは、ダイジェストをどうぞ!

 

 

 

紆余曲折あってオランダ語を学ぶことになりました。

ホームステイといえど朝晩の家族との時間を厳守すること以外は、一人での行動になり、いろいろと大変なことが増えました。

それは……

観光地ですが意外と看板・標識の英語表記が少ないことや、観劇や交通機関のチケット手配作業をすべて一人で対応することなど。ありとあらゆることを自分で解決せねばなりません。結果的にあいさつと簡単な文章、数単語は覚えることに…

しかし、ある意味この苦労を求めてわざわざ一人旅行を企画した私は、ボーディングブリッジを降りて日本人が自分のみになり日本語が視覚的にも聴覚的にも無くなった瞬間が一番ワクワクしました。ポジティブシンキング!

 

 

一人になったからこそ好きなものに熱中。

日常生活から離れ視点が変わると、いろいろなことに気づきます。

例えば、この地図。
通信機器を使用できない状況でも現在地を調べメモしたり、危険なゾーンを知らせてくれたりします。また、この地図を持っていると現地の人が「観光客」だと理解してくれるので、話しかけやすくとても助かっています。そして、地図好きの私はデザイン的視点・利便性からも注目し旅先のローカルな地図を収集するのが楽しみの一つなので、デザイン先進国であるオランダの地図はこだわりや工夫もされておりかなりオススメです。

さて、今回はフリーマップのうち、おすすめ5冊をご紹介したいと思います。紙にもいろいろな種類があり、そこにいろんなフォントがあり、それらが現地の空気感を紡いでいる。どれも作り手の温度が伝わる作品です。

 

 

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「AMSTERDAM CITY MAP」

観光客向けなのに広告等が一切ないのが嬉しい、すがすがしいまでに見やすい地図。
入国してすぐ手に入れメインで使用していましたが、運河の街であり公共交通機関が5つも複雑に絡み合う都市を初見で分かりやすいようまとめてあり、地球の歩き方やグーグルマップにアクセスする必要性を感じさせない内容です。
印刷紙はこれぞ海外のフリーマップ、な少々黄色みがかった中厚口が使い込むほどに味が出てたまらんと思います。

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「Centraal Museum Utrecht TICKET」

その名のとおり、ユトレヒトにある博物館のチケットとリーフレット。
個人的に施設情報(電話番号・住所等)はリーフレットの裏表紙に記載されているかと思いきや、なんとチケットの裏面だけに記載されていました。しかも表面は単なる絵柄かと思わせるくらいデザインされた、博物館周辺地図!(館内学芸員いわくそうらしい)
割と重要な情報がスタイリッシュかつインパクトのあるデザインで表現されおり、所々ニス加工されていた部分も含め素直にオサレだなと思わせます。

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写真2

「DISCOVER UTRECHIT」

自転車大国で有名なオランダ。首都アムステルダムでは人間の数よりも自転車の数が多く、訪れる観光客の70%が自転車で旅をするそうです。
そこで活用するのかこのサイクリング観光地図。表紙から見るのと裏表紙から見るのでは、所要時間24時間と48時間で内容が分かれており計画を立てるのにも大変便利。
内容は有名な建築物が密集している街ならではの、建物を誇張したイラストのデザイン。可愛らしさ重視の分かりずらさは無く、地図上でナンバリングされている施設情報も写真付きでしっかり網羅されており、読み応えも充分!
大量配布の観光地図なのにわざわざ耐水紙に刷ってあり(日本ではあまり見ませんでした)、屋外で使うことを前提とした気遣いに脱帽しました。

写真3

 

 

 

 

 

写真4
「RUKS MUSEUM GUIDE」

アムステルダム国立美術館の館内地図。見てのとおとり小型ですが、蛇腹折に一工夫加えることでかなり使いやすいのです!
1ページ目をめくると建物の階層絵があり、その絵とずらして折ってある部分がそのままリンクし順に1ページずつで内容が完結。折によって内容が飛んだり探しづらくなるのを上手く回避して制作されています。
こちらの美術館はフリーアプリでオーディオガイドを配布しているので、ツールはこの小型一冊のみだそうです。少し物足りない方は、別途インフォメーションで館内紹介雑誌(€8.9)を購入することをオススメします。

写真5

 

 

 

 

 

写真10

「Amsterdam Airport Schiphol Guide」

どこの空港でも空港案内地図は配布していますが、だいたいB4四つ折りサイズなど縦長で少し邪魔、かつ入国時に貰ったのを帰国時に見ようとしたらくしゃくしゃという煩わしさが無いのがこの一冊。
紙は上質中厚なのは普通ですが、ハブ空港の平面図を見やすいB2サイズにデザインしてあり、邪魔にならないようマップ折(W折りクロス2つ折り)で小型化(約60×90mm)。そのうえ別途厚紙で一回り大きめに表紙と裏表紙は貼り付けてあるので、開きやすさと耐久性が考慮してあります。
印刷内職でお金がかかるんだろうな…と考えてしまったのは職業病でしょうか?

内容はアイコン重視で語学力が無くても理解しやすいデザイン!
大量配布物なのに加工を(最低でも)3回くらいしているのがポイントです。

 写真11

 

 

 

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。それぞれに見どころ満載なので、ぜひ手に取ってください、としかもはや言えなくなってしまう内容のものばかり。
これは私の個人的な趣味として、地図好きだけでなく、「狭く深く」の範疇にいない人、むしろ地図好きでない人にも楽しんで見てもらえたら…と持ち帰ってきました。地図を見ていろいろな空想・妄想をしてしまう読解力がある人のみならず、日常の仕事で地図をデザインする機会がある方のちょっとした役に立てればと思います。

是非、スマホじゃなくて地図を片手に旅してみましょう!
(ちょっと地図に興味がわいたという人は「タモリ倶楽部 ひとり国土地理院大集合」でググると捗りますよ!)

 

写真13

 

 

 

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ちょっとだけよ

込められた意味や制作の裏側を見ると、

作品への愛情や魅力が増すことってありませんか?

 

 

アーティストのインタビュー記事などには、

CDの制作秘話を語っていることが多々ありますよね。

 

世に出ない曲が何曲も眠っていること。

何度もレコーディングをやり直したこと。

最初は違うタイトルがついていたこと。

 

そんな話を知ると、私のもとに届いたCDは

たくさんの人の努力の結晶であるという重みを再確認し、

「正座して聴かなければ!」くらいの尊さを感じます。

 

映画などでも

「実はあのセリフは、俳優のアドリブだった!」

「役づくりのために、20キロ痩せた!」

などの制作時のエピソードがあると、ちょっと見てみたくなります。

 

 

 

人が本気で生み出したものの裏側には、必ずもう一つのドラマがある。

注目されることのないその秘話こそが、

作品に重みを持たせるのではないか…、なんて思います。

 

 

 

 

さて。

今シンクスでは自社制作のコミュニケーションツール

『Plust』第3号を制作にとりかかっております。

 

 

(『Plust』とはなんぞや?第1号、第2号を見てみたい!という方は、コメントにお願いします♡)

 

 

そこにもいろいろ、形にならなかったアイデアや

エピソードがたくさん眠っています。

 

 

 

ここで、制作の裏側をちらっと………

 

 

IMG_1391

 

一体何をしているのか?

 

 

 

 

 

裏側とはそういうものです。

あとは、伝わるように制作に打ち込むのみ…

 

 

ぜひ。期待してください!!

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米=はちじゅうはち

お盆休みを利用して埼玉は秩父方面へ。
祖父母が健在でともに88歳になったので「米寿のお祝い」をしてきました。

88歳になって米寿。99歳になって白寿。
”八十八”が米に見えて、”百から一を引く”と白になるので
長寿のキリ番として祝うのだそう。
日本人はいちいち遊び心に溢れていて面白い。

こんな機会でないと親戚が総集合することなんて無いので、
家族の拠り所としてやはり長生きはするものですね。

で、うちの家族ではこのイベントを孫が主催するものなんです。
LINEで孫全員のグループを作って、
「夫婦湯のみをプレゼントしよう!」
「花はいるよね?!予約するわ!」
「進行が誰々で挨拶が誰々で…」
なんて打合せをしました。

数あるプレゼントの中から今回ご紹介したいのはコチラ。

50%

1928年(昭和3年)の祖父の誕生日の新聞です。

こんなサービスがあるんですね!
ネットで検索するとスグ出てくるサービスみたいですが、
88年前に配っていた新聞がネットで簡単に手に入ることに少し驚きました。
(大雑把な自分が調べた所によると1871年(明治4年)から、現在の形に近い日刊新聞紙を配っていたみたいです。)

88年前の新聞にも広告という文化はあり、写真ではなくイラストです。
日本語は横書きでも右から左に読み、シボレーのロゴは当時からカスタムしながら現在に至ります。
日本じゃありません。大日本帝国です。
主要メディアはもちろんラジオです。僕が大好きなテレビ欄は第二次世界大戦(1945年終)後です。
トップニュースのひとつが「万葉集新考」って言うのも当時の大衆の興味事が分かって面白いかも。

などと、、老眼が激しい祖父母よりも自分が楽しんだ感じがします笑
何か気になる日にちはありませんか?

「まだまだ生きれそうなのでお願いします」ってな祖父の挨拶で米寿の祝いは締まりました。
次は白寿ですね。それとも言わず顔は見せに行きます^^

長生きはするものです。

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地球の裏側に向けて

リオ・オリンピックがメダルラッシュで盛り上がっていますね。

 

ジャンルを問わずスポーツ観戦はとても好きなのですが、

さすがに地球の裏側での開催なので

リアルタイムではテレビ観戦できていません。。。

 

今朝のオリンピックニュースで「感動」したことがあります。

 

それは卓球の福原愛選手がベスト4進出した事です。

 

幼いころから認知度バツグンの彼女が、メダル獲得まであと一歩。

メダルを獲得したら、日本卓球シングルスで史上初とのこと!?

(最近、涙腺が緩くなった気が。。。)

 

夏期休暇を利用して、

リアルタイムで地球の裏側にエールをお送りしたいと思います。

 

 

「頑張れ日本!!」  「頑張れ福原愛!!」

 

 

 

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なにも足さない。なにも引かない。(西村佳也氏)

2016年4月2日、イギリスのウェンブリー・アリーナで
日本人では初となるワンマンライブが行われた。

 

(あっ、4月2日はわしの誕生日や!)

 

栄誉ともいえる歴史に名を刻んだのは、BABYMETAL。

 

すでに4か月経った先週末、
そのライブの模様が衛星放送で披露された。

 

 

セットリストから5〜6曲ほどカットされていたのは
現地ライブに足を運ばなかったわしが、

どうのこうの、ドラマスターやら、ラムやマトンがなんやらと、
言う立場ではないので、

胸に秘めて、いま得られるものすべてを
いとおしく想う、おおらかに夏を過ごす大人であろうと

言い聞かせることに徹したのであった。

 

 

それでも、4月1日発売のアルバムからの新曲も体感できたので、
ほくほくものであった。

 

 

そして、ワールドツアーのファイナルとなる
東京ドーム公演を9月19日、20日に行うのだが、

 

なんと! この特報!

 

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でもでも、放映は今年の年末だろうな。

 

リアルタイムで見ないわしは、
周回遅れのサイクルを着実に歩みながら、
跡につづいていくのであった。

 

 

 

で、今回のタイトルコピーは、リアルタイムで体感した
1989年『サントリーピュアモルトウイスキー山崎』の広告で
西村氏によるもの

 

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“…………なにも足さない。なにも引かない。
ありのまま、そのまま。この単純の複雑のこと。”

で締められるボディコピー。

 

言葉の妙技でほろ酔わせる力に、圧倒されたものです。

 

これも西村氏による当時、評判になった、わしも大好きの絶賛広告。

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いつまで、引きつづく? BABYMETAL。(やっぱり、つづく)

 

 

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