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ラン活2018

娘が来年から小学生なのですが。
ランドセル活動、いわゆる「ラン活」という言葉をみなさまはご存知でしょうか?
なんでこどもの1個の鞄を買うだけのことに「活動」なんて言うんだろう?と最初は不思議でした。

人気のランドセル屋さんが注文殺到でサーバダウンしただの、実物が見られる試着会のスケジュールがデザイン毎に日付が違うだの、人気色は5月までに注文しないと納品が入学式に間に合わないなど、不穏な話が飛び交う様子を肌で感じ、なるほど、「活動」と付くだけのことはありますな…と気づきました。

就活、婚活、妊活、保活にラン活…「活」ってことばの付くすべてにゲンナリしてしまうわたしは、去年くらいにこういう話を聞いてから、かつどうこわい…でも娘が欲しがるやつが激戦なら、親として出来るだけがんばらねば…とやたら送られてくるカタログ(カタログ自体のデザインもすごくおしゃれなのが多い!)とにらめっこしていたんですが。
娘は1冊のカタログの1点にしか興味を抱かず、「これにする!」とあっさり即決。親の方が不安になり、もうちょっといくつか見てみたほうがいんじゃないの?と言ってみても頑として揺るがず、試着に行っても他社のものや他の色は背負う事すら一切拒否。清々しいまでの一択貫徹により、我が家のラン活はあっという間に終結致しました。特に人気の高い所ではなかったため、結局活動なんてものはまったくなかったのでした。

ちなみに、今年販売のランドセルの一番人気色は「キャメル」だそうです。おしゃれ…
おかあさんは何色だった?と聞かれましたが、赤一択世代だからと伝えたらびっくりしてました。娘の色は、人気色とかにも全く影響されませんでした。初志貫徹、見習いたい。
もし今自分が小学生なら、何色にするかなあとぼんやり考えている今日このごろです。やっぱキャメル?(流されやすっ

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親不知の名付け親

一つのことを考え始めると、思考が右往左往したり、先回りしすぎたりして、変な場所にたどり着くことがある。

 

今回は、親不知(おやしらず)が痛む気がするなぁ、“気のせい”にしたいなぁ、なんて考えていたら、奥歯に「親不知」と命名した人をリスペクトする結果となった。

 

子どもの頃、歯が抜けるとベランダから「上向いて生えろっ!」とおまじないを唱えて放り投げた記憶を思い出す。なぜ、子どもの頃の記憶ってものは、別に覚えている必要性もないシーンだけやけに鮮明だったりするのだろう。
思えば、一生で一度だけ歯が入れ替わるなんて、人間よくできたものだ。

私は恵まれたことに、歯のトラブルがあまりなく、
歯並びも特段悪くないし、虫歯になったこともない。

だから、たまに検診に行くくらいで
「歯科=痛い」の方程式は私の中になかった。

そう、その時までは……。

 

 

 

〜〜〜〜 2years ago 〜〜〜〜

口内炎がずっと治らず、独自に原因究明を図ると、
奥の歯茎に何かが埋もれていた。

「?!」と思って歯の数を数えると、一本多い。
これが!かの有名な!親不知か!

これが私と親不知の出会いだった。

そうだと分かれば、じっとしていられない。
次の日の朝に歯科に電話をかけ、
同日の仕事の昼休みに歯科へと向かった。
(この時の私の行動力は、今考えると異常だ。)

「親不知ですね。今日、抜きます?」
私は久しぶりの歯科の椅子に興奮したのか、
なんのためらいもなく「お願いします」と答えた。
(この時の私の決断力も、今考えると異常だ。)

無知ってすごい。
歯茎に麻酔の注射を2本打たれて、我に返った。
激痛、以外の何物でもない。

初めての痛みに、訳が分からず笑えてくるほどだった。
チャットモンチーの「親知らず」が頭の中でループしていた。
口を開けたまま呆然としていたら麻酔が効いてきて、
口の中にペンチを入れられて「えいっ!」と一瞬で抜けた。

麻酔ってすごい。
目の前で、自分の歯が抜かれているのに、何の感覚もなく、
「案外、原始的な方法で抜くんだな」と冷静に分析していた。

 

抜いた親不知はもらって帰った。
「勇者の証」と名付けて、家族に見せびらかした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

こんな思い出を語り出したのは、
また違う親不知が疼き始めたからだ。

 

 

ふと、親不知の由来について調べてみた。

<Wikipediaより>
乳児の歯の生え始めとは違い、親がこの歯の生え始めを知ることはない。そのため親知らずという名が付いた。
親知らずのことを、英語では wisdom tooth という。これは物事の分別がつく年頃になってから生えてくる歯であることに由来する

 

 

歯に「親不知」って名付けた人って、誰なのだろうか。
奥歯にそんなストーリー性のある呼び名を付けられるって、どんなロマンチストなのだろう。
私だったら、「青少年歯」とか、「突然変歯」とか、「勇者の忘れもの」とか、そんな感じの名前しか浮かばない。

 

「親不知」の名付け親が知りたいな。

 

やっぱり、無理かな。
「親、知らず」だけに。

 

 

 

 

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ふしぎなポケット


ポケットのなかから
リップクリームがひとつ
かばんのなかから
リップクリームはふたつ

かばんのおくから
リップクリームはみっつ
のぞいてみるたび
リップクリームはふえる

そ~んな、ふしぎな…

訳が無い

なくしたと思っては買っている
でも、使いたい時にリップクリームがない
そして、リップクリームがどんどん増える

そんな年末。

乾燥にご注意!!

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