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コロナ禍の忘れ物

コロナ禍による規制が緩和されてから数カ月が経って、
何よりうれしいのは、待ってましたとばかりに
舞台やライブが次々に開催されていること。

 

コロナ禍では、
予定していたいくつもの演目が中止になってしまい、
一時は本当に払い戻しの連続で、
どんどん気持ちは萎えていったことを思い出す。

 

そんな不毛の時期をようやく乗り越えただけでなく、
なんと、中止となってもう二度と見れないと思っていた講演が、
3年の時を経て、再演してくれるという。

 

 

 

 

これはもう、行くよね。気合い入るよね。
なんてったってこの座組、この3人がそろうのって、魅力的すぎる。

 

ちなみに本作品は1994年にパリのシャンゼリゼ劇場で初演、
同年のモリエール賞で最優秀作品賞を受賞し、
1996年にオリヴィエ賞の最優秀新作コメディ賞、
1998年にはブロードウェイでも上演して
トニー賞最優秀作品賞を受賞する等、
世界各地で絶賛と高い評価を得たコメディ作品。

 

これを、小川絵梨子さん演出、
イッセー尾形・小日向文世・大泉洋による三人芝居で上演される。

 

演目としての話題性はあるけれど、
それ以上にこの三人が一緒に舞台に立っているだけでワクワクする。

 

ストーリーは、簡単に言ってしまえば、
一枚の絵をきっかけに始まる、おじさんたちの喧嘩なんだけど、
それぞれのキャラクターと、巧みな会話のやりとりに目が離せない。

こじれた愛情というか、意地の張り合いっていうか、
そんなタチの悪い感情のもつれが、
徐々に出したくなかった自分の内面を噴出してしまう。

でも、その情けなさが愛おしくなる。

そんな、三人のキャラクターの魅力を存分に楽しめるお芝居でした。

 

今回は、名古屋公演はもちろん、
千秋楽まで無事に全公演を終えることができたことも、うれしい。

 

まだまだこれからも、コロナ禍に見れなかった分を取り戻すぞ!

 

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