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ソーカツ。

もはや、3月27日である。

 

 

ん。わしらしからぬ(ここ、言いにくい!) 今回のタイトルは、

ソースかつ でも ミソかつ でもない。 総括である。

 

 

ん。正直、今回のネタは、行き詰まっておる。息も詰まっておる。

(こうやって、お茶を濁す手法も使えるのである)

 

 

動機は、2016年度が今週で終わってしまうので、

仕事の振り返りや、夢の実現度や、それこそ年の暮れを過ごす思いで、

年度に生じた出来事の整理整頓を、人生の収納棚に納めていくような、

そんなブログの内容にしたいと、思ったんや!

 

 

しかし。

 

 

しかし、明日の朝までに納めなくていけない仕事が溜まっておるのだ!

 

 

納めるものが、ちがう!
(できれば、千鳥のノブさんが叫ぶイメージで読んでね)

 

 

と、いうわけで、

 

 

来週には、次年度がスタートする。
(大掃除もしないで、新年を迎える気分が、重い!)

 

 

 

もう、これは他力にすがるしかない。

 

 

 

今週末であり年度末のブログ当番には、
うちの会社のライター陣が2人も控えておる!

 

 

次年度の明るい希望に満ちあふれたブログが、
きっと記されることであろう。

 

 

(余計な圧を関係者の皆さまに与えましたこと、お許しください)

 

では、また次年度にお会いしましょう!

 

はよ、仕事しないかんで!

 

 

インターンシップ。

3月1日である。

 

あ。考えもなしで、勢いでブログってしまった、WA  SHI。

 

(おっ、あたらしい!)

 

久々のブログに、新鮮なほど、どきどきしておる、WA   SHI。

 

(クセになりそうなので、控えよっと)

 

 

そうだった。Thinksでは本日から1か月、

インターンシップの学生を受け入れることになった。

 

なんと、創業30年を目前にして、わが社では初めてのことらしい。

 

某デザイン学校からやってきた某女子学生も、

どきどきものだろうが、

こちらサイドも、インターンシップ初体験なので、

どきまぎものである。

 

具体的に、なにをやっていただくか、

スタッフ一同、アタマを悩ますことであろう。

 

こちらサイドも、学生のお仕事ぶりを拝見する以上に、

学生の方も、こちらの内情を目の当たりにすることになるので、

そのあたりも着飾る必要はないのだが、

多少意識することも大人の礼節なのであろう。

 

 

むやみにお客さまと言い合いをしない。

 

もにょもにょ、言わずにはっきりと滑舌よく話す。

 

挨拶も、きちんとね。

 

デスクの上は片づけて帰るとかね。

 

遅刻は、ほどほどにね。

 

 

 

見ること以上に、見られているのですからね。

 

特に若い世代は、そのあたりの感性、

ビンカンでスルドいのですからね。

 

 

 

と、自分に言い聞かせて、この1か月、インターンシップに

参加している気持ちで過ごしたいと、思われます、WA  SHI。

 

 

さて。この『インターンシップの話題』については、

おそらく3月末日のブログ当番の方が、

切れ味のよい文章で〆てくれるであろうと、期待しながら。

 

無題。

昨日は、親戚筋の葬儀に参列した。

 

この年齢になると、さすがに親の兄弟関係をはじめとする
突然の訃報を受ける機会が多い。

 

 

映画やテレビでおなじみの芸能人、著名人の
この世を去っていくニュースも多く、
懐かしくも少々、せつない気持ちもまじったりする。

 

 

そんななか、葬儀や法要に参列するごとに、
その家によって異なる宗派や導師さまが唱えるお経を
知ることができるので、昨今はそちらの方に気が引かれたりもするのだ。

 

 

昨日は、禅宗カテゴリーの臨済宗だった。
家系が異なる親戚筋なので、新鮮な印象を受けた。

 

 

ちなみに、わしの家系は浄土宗で、
実はそれをしっかり認識できたのも、
父が亡くなって喪主を務めることになった40代後半の頃であった。

 

阿弥陀如来

阿弥陀如来

 

近ごろでは、住職とのおつきあいがないところも多くなって、
あまり宗派を問うことなく、
葬儀や法要を営むというケースもあるらしいと聞く。

 

写真はうちがお世話になっているお寺のご本尊。

 

なにはともあれ、身内や知人との“お別れ”に
いつ出くわすかわからない分、お見送りの場面に立ち会う際には、
畏敬の念をもって臨みたいと、改めて感じたのだった。

 

 

次は、49日法要である。

 

あけましておめでとうございます。

もう、1月もおしまいなのに。

 

だって、1月のブログ当番が下旬だったし。

 

前回のブログが昨年の8月30日だったことを顧みると、
1年のスタートである1月のブログには参加したかったのさ。

 

だから、これというネタはないのに、向こう見ずな挑戦は
悔いを残したくないという性癖なのさ。

 

 

さのさ。

 

 

約4か月のブランクを埋めるために、
ブログの更新の仕方をおさらいしながら、
(他人的には、わしのこのアクションを、リハビリとも呼ぶ)

 

 

一生懸命、ブログ復帰をしているとこなのさ。

 

 

 

画像を入れる練習もしないかん。

 

 

まりろん画

まりろん画

 

 

許可無く、使ってしまった。クレームを受けてから、対処しよっ、と。

 

なんとかやれそうである。

 

 

これも入れてみよう。  

 

きつねだお〜。

きつねだお〜。

 

 

なんとかやれそうである。

 

 

 

asaai がいなくてもやっていけるかもしれん。

 

元気でな。asaai。

 

 

 

それでは、みなさま、本年もよろしくお願いいたしますね。

 

 

きつね〜♪きつね〜♪

最近、気づいたり、察知することの遅さを実感する、この頃である。

 

ROCK iN JAPAN FES 2016

ROCK IN JAPAN FES 2016(08/06)

 

 

あ、メギツネや♪

 

 

そして、こんなのがおることを、最近知った。

 

inarin1

 

 実写版!

 

inarin1

 

 

後ろを見ると!

inarin2

 

お米が背中からはみ出とる!

 

 

実写版!

 

inarin22

 

なかなか、味のある「きつね」ではないか。

 

ぜんぜん、知らんかった。

 

 

こどもたちの夏休みも、残すところ、あと1日である。

(今回のブログは、わしの夏休みの思い出でした)

 

なにも足さない。なにも引かない。(西村佳也氏)

2016年4月2日、イギリスのウェンブリー・アリーナで
日本人では初となるワンマンライブが行われた。

 

(あっ、4月2日はわしの誕生日や!)

 

栄誉ともいえる歴史に名を刻んだのは、BABYMETAL。

 

すでに4か月経った先週末、
そのライブの模様が衛星放送で披露された。

 

 

セットリストから5〜6曲ほどカットされていたのは
現地ライブに足を運ばなかったわしが、

どうのこうの、ドラマスターやら、ラムやマトンがなんやらと、
言う立場ではないので、

胸に秘めて、いま得られるものすべてを
いとおしく想う、おおらかに夏を過ごす大人であろうと

言い聞かせることに徹したのであった。

 

 

それでも、4月1日発売のアルバムからの新曲も体感できたので、
ほくほくものであった。

 

 

そして、ワールドツアーのファイナルとなる
東京ドーム公演を9月19日、20日に行うのだが、

 

なんと! この特報!

 

07b8eff4-s

 

でもでも、放映は今年の年末だろうな。

 

リアルタイムで見ないわしは、
周回遅れのサイクルを着実に歩みながら、
跡につづいていくのであった。

 

 

 

で、今回のタイトルコピーは、リアルタイムで体感した
1989年『サントリーピュアモルトウイスキー山崎』の広告で
西村氏によるもの

 

suntory

 

“…………なにも足さない。なにも引かない。
ありのまま、そのまま。この単純の複雑のこと。”

で締められるボディコピー。

 

言葉の妙技でほろ酔わせる力に、圧倒されたものです。

 

これも西村氏による当時、評判になった、わしも大好きの絶賛広告。

wool

 

 

いつまで、引きつづく? BABYMETAL。(やっぱり、つづく)

 

 

近道なんか、なかったぜ。(小野田 隆雄氏)

道なき道を突き進んでいく。

 

BABYMETALの楽曲「Road of Resistance」は、

彼女たちが世界各国に進出していく姿を象徴した

歌詞で綴られている。

 

思想や志向、夢を語るうえで、

『道』という言葉は、多用される。

 

(前日のtanakaブログでも、『王道』という言葉が使われていた)

 

ボン キュッ ボン  である。

 

(しかし、わしはキャッチフレーズで、
 今まで「道」という単語をつかったことがないなぁ)

 

 

 

 

あれ? 

 

 

 

 

で、タイトルのコピーは、1988年(!30年前)の
サントリーオールドの広告で使われたもの。

小野田氏は資生堂勤務のコピーライターからフリーに。

old1988

そして、井上嗣也氏のアートディレクター&デザインワーク。

 

当時、20歳代末のわしは、こーゆーポスター制作に憧れていたなぁ。

 

 

なにはともあれ、BABYMETAL。(つづく)

 

おっさん、ぶー。

そのビジネスホテルは、昭和の時代に
タイムスリップしたかのように、わしの前にあらわれた。

 

(ほんとうは、わしがホテルの前にあらわれたのだった)とも言える。

 

げっ! ええんかい。ここで。

 

 

なんか、わしのライフスタイルとはちがう!

 

 

ダメ!ダメ!ダメ!ダメ!

 

 

わしはおそらく、 BABYMETALの
「イジメ、ダメ、ゼッタイ!!」の歌詞を
脳裏で巡らせていたことであろう、と、そのときを振り返る。

 

 

キツネさまのお告げは的中した。

 

 

1. 予算は抑えているけど、カギを二つ渡されて、部屋は選べますが
   バス・トイレは共用  DEATH!

2. シャワーの湯量が弱かった。おっさんにはうるおいが必要なのだ!

3. 朝食はじぶんでパンを焼いて、コーヒーを入れる
   セルフサービスだった!(ゆでたまごやサラダ、食べたかった)

4. カラダをよじれば、オーシャンビュー、だった!

5. ホテル選びをしたスタッフに「ひと言」いいたくなった。

 

 

とは、言え、大人なわしは、そのスタッフをねぎらってあげた。

 

 

「今度は、決める前に一度、相談してね」

 

 

 

 

とりあえず、宮古島のスナップを少々。                                          

odyssey

odysseyのCMが撮影された伊良部大橋を望む。

http://www.honda.co.jp/movie/201606/odyssey02/

 

あまりにも衝撃な取材同行者からのフリだったので、
今回もまたBABYMETAL番外編でお送りした。

 

次回は、ねぇ、きっときっと、BABYMETAL。(つづく)

 

 

帳面の行方。

つい先日の出来事。

 

あとから考えてみれば、

その面々は、20歳前半の女子社員たちとの合コン………

ちがうちがう!  ミーティング!!  (あっぶねぇ〜)

のときのことだった。

 

 

「ちゃんと帳面とって感心やね」

 

「? 几帳面ってことですか?」

 

「? ん? 帳面……」

 

「? チョウメン? なにいってるんですか」

 

「え? ちょうめん、ちょうめん」

 

「!(おっさん、わけわからん)」(って思われとるかもしれん)

 

 

 

 

まじか!!! 「帳面」という単語が伝わらん。

 

 

 

 

時を経て、帳面はいつのまにか「死語」になっておった。

 

 

 

BABYMETAL風に表現すると、 帳面DEATH!

 

 

 

ちなみに几帳面というのは、

几帳という調度品のことで、

わしの言う「帳面」とは無関係であることも再認識できた。

 

 

あまりにも衝撃の出来事だったので、

今日は、BABYMETAL番外編でお送りした。 

 

 

本日6月24日は、うちねこの12歳の誕生日。

毎度お得意のポーズ。

毎度お得意のポーズ。

 

(おまけ:改めて娘に帳面という単語を確認したところ、いまだにわしからしか聞いたことがない、らしい)

 

 

もう使わんとこ。

 

 

次回は、もっともっとBABYMETAL。(つづく)

 

何人まで愛せるか。(真木 準氏)

 

「なんか最近、距離をおいてるね。避けられてるのかな」

「げっh」

 

「ちょっと前はカラオケで楽しんでくれたりしたのにね」

「げげっf」

 

「あんなに夢中になってくれたのに、ほかに好きな娘でもできたのかな」

「げげげっj」

 

「飽きられちゃったんだ。若い娘がいいんだね、おっさんって」

「げげげげげげげっっk」

 

 

(今回、はまりすぎのタイトルコピーは、真木氏によるもので
    1992年伊勢丹の広告から)

こんな使い方して、ごめんなさい。
いちばん好きなのは、 でっかいどお。北海道 (全日空1978年)

 

 

近ごろ、度が過ぎたBABYMETALびいきによって、
AKB48が嫉妬しとるという妄想にかられて
このたびの展開になってしまった。

 

(AKB48のことなら、わしに! というイメージがついておるらしい)

 

わしは、アイドルが好きなのではなく、アイドルがもつ
ポピュラリティーのコアについて探究しておるのだ。

 

ポピュラリティーとは共感のレンジを縦横無尽に広げる
スピード&パワーを孕んでいる。

 

で、このたびのブログ内容になったのも
6月18日のAKBグループの総選挙に起因しているのかどうかは
わしの心の戸棚整理をしてみないとわからない。

 

 

uuuuuuuuuuu…………mmmmmmmmmmm

 

 

 

でもでもでもでも、BABYMETAL。(つづく)

 

あ!キツネコさま! 心揺らしません!

あ!キツネコさま!心揺らしません!

 

不思議、大好き。(糸井重里氏)

BABYMETALは、メタル神であるキツネ様のお告げで
音楽活動をしているそうだ。
決めポーズも、メタルで定番のメロイックサインではなくて、
手でキツネの顔をつくるキツネサイン。

 

結成時にスタッフがメロイックサインを教えたが、
当時中・小学生だった彼女たちは、影絵でキツネをつくるように
遊び始めてしまったことが、今に続いているらしい。

 

そして、もちろん、歌詞や振り付けにも、キツネ様は
ふんだんに取り入れられている。

 

特にフェスでのライブを見ると、BABYMETAL目当てではない
聴衆もいるはずなのに、その盛り上がりようは、
さながらワンマンライブのそれである。

 

会場は取り憑かれたように、まさにキツネ一色。

 

俗にいう非日常のストレンジ感が一気に導火し、
ステージ側から望む見渡す限りの聴衆の人波がキツネサインを
一斉に掲げ、キツネジャンプで躍動するビジュアルは圧巻である。

(わしが見たのは2015年5月のMETROCK〜DVDだけどね)

 

あれ

 

変拍子や転調盛り込みのメタルサウンドに、
ダンスをシンクロさせてくるYUIMETALとMOAMETALの
ユニットパフォーマンスにも目が離せない。

この2人、海外では双子に見えるらしく、メタル界の“あるあるミステリアス”を堪能させているのだそうだ。

 

そうなのだ。 BABYMETALが発する混沌のオリジナル感が、
海外や日本のメタラーにとどまることなく、
国境や音楽のジャンルを超えたファンを
サークルモッシュのごとく巻き込む現象を生んでいるのだ(と思う)。

 

(日本では若い女性のファンも増えているらしい)

 

「なんじゃ、これは!」(SU-METALがよくインタビューで口にする)
という新鮮なストレンジ感〜ふしぎ感が、
BABYMETALの最たる魅力なのかもしれない(と思う)。

 

で、

 

ふしぎつながりで、このたびのタイトルを飾るレジェンドコピーは、
糸井氏の代表作。

これ

1981年の西武百貨店のキャンペーンフレーズで、
消費者の商品に対する目線を一新させる切り口で、
百貨店広告の可能性を「6文字」で切り拓いたと評価されている。

 

競合とは異なるポジションを見いだして、新しい価値〜存在感をもって自らのステージを創りだしていくこと。

言葉や口にするのはカンタンだけど、
カタチとして表現〜具現化するのは容易ではないんだよね。

 

だから、 BABYMETAL。 (つづく)

 

時代なんかパッと変わる。(秋山 晶氏)

ハードロックは聴くけれど、メタルはあまり聴かない。
わしらの10代の頃には、
メタルというジャンルは確立されていなかったように思う。

 

思い当たるところで言えば、当時DEEP PURPLEを脱退した
リッチーブラックモアが、ボーカルのロニージェイムスディオ、
ドラムスのコージーパウエルを従えたRAINBOWの超速サウンドや、
デビュー当時のVAN HALENの爆撃サウンドが、
ハードロックのさらなるハードロックを頂上していたのかもしれず、
わしもここらは、好んで聴いていた。

 

さて、メタルのジャンルが確立し、
ハードロックとの違いはどこで選別されるのか。

 

相撲評論家で名高いデーモン閣下によれば、様式美へのこだわりが
メタルの特色だと言う。

 

なるほど。BABYMETALの様式美をあげるなら、
日本を感じさせる和の趣であろう。(個人的な感想によるもの)

 

日本古謡や童謡の挿入、祭のかけ声、和楽器、
武道や歌舞伎を思わせる振り付けのキレキレダンス。

 

なにより、あのメタルサウンドに負けない、
伸びやかで迫力美なSU-METALのボーカル力は
打者の胸元で加速する大谷の超速ストレートに匹敵する圧巻モノである。

かと言えば、抜けのいいチェンジアップのごとく、時折魅せる
緩急を生かした歌唱表現力もまた、感動モノである。

 

ヘビーメタルになじみのなかったわしにも、 
BABYMETALのサウンド&パフォーマンスは魅力たっぷりである。

 

 

2010年結成。中学生・小学生だった3人の女の子が
カワイイメタルの一歩を踏み出す。

 

2013年メジャーデビュー。キツネ様のお告げで世界征服に乗り出す。

 

 

ヒットする。ブームになる。そんな保証のない時代に生きながら、
わしらたちも仕事を通じて、コンセプトを駆使したり、
ビジュアルを練り出したりして、
企業や商品や、それらのイメージを創出し続けている。

今回のタイトルには、1984年サントリーリザーブ「シルキー」の
新発売広告で使われた、秋山氏の名コピーを借用させていただいた。

 

じぶんの思うようにならない出来事があっても、
そのときの環境や時代を理由にはできない。

カンタンに時代を動かすことはできないけれど、
そのときの時代の息づかいに呼吸を合わせたり、間合いを取ったり、
そうした諸々の“あがき”を繰り返すことはできるかもしれない。

昨日生きているじぶんと、明日生きるじぶんは、少しずつでも
違っていないといけない。

そう思うことで前に進む勇気を
30年前の私に与えてくれた、名コピーである。

 

もうひとつ、秋山晶氏の名コピー。

 

時は流れない。それは、積み重なる。(1992年サントリークレスト12年)

 

 

まだまだ、 BABYMETAL。(つづく)

images

水がある、氷がある。(魚住 勉氏)

アイドルとメタルの融合。
これがBABYMETALの結成コンセプトと言われている。

 

机上ではわかるけど、それってどんな音楽になるのか、
何もモチーフのないスタート時点で、
これらを仕掛けたスタッフたちは、イメージが描けていたのだろうか。

 

ヘビーなメタルに対して、ベビーなメタル。

 

実は、わしがBABYMETALを知ったのは、(恥ずかしい!)
今年になってから。

 

テレビで何気に見たライブに、
「ええやん! これは時代的に来るかもしれん!」

 

しかし……

 

 

 

 

「もう来とった………らしい!!!!」

 

 

 

 

それは、さておき、ライブを見て、実感し、確信した。

 

この3人の女子が存在していたからこそ、
“アイドルとメタルの融合”という着想が昇華したのだと。

 

コンセプトありきのゼロ発想で、
この BABYMETALをつくりあげてきたというプロセスは信じがたい。

 

 

優れた表現者たちが、コンセプトを引っ張っていく。

 

 

HEAVYMETALに対して、 BABYMETALというネーミング。 

 

そんなとき、魚住氏による1982年の名コピーを思い出した。

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夏にウイスキーを楽しもうというキャンペーン。

 

 

ちなみに、冬はホットウイスキーを楽しみましょうという
キャンペーンコピーは


火がある、人がいる。

水に「`」つけて 氷。
人に「`」「´」つけて 火。

 

 

この秀逸な遊び心。ヘビーなメタルに、ベビーメタル。

 

さらに、 BABYMETAL。 (つづく)

 

いい曲は、企画書からは生まれない。(仲畑貴志氏)

コンセプトは立てることができる。
そのコンセプトを命綱にしながら表現を重ねていく。

 

哀しいかな。コンセプトはわかるけど、
表現の屋台骨となるコピーやデザインが、ついていけてないんじゃない。

 

じぶんの脳内にある品質管理室での制作チェックによると
制作差し戻しは、よくあることで、
ホント、アタマを悩ますところである。

 

「企画コンセプト」と「表現・演出」の絡ませ方について
その体系は、皆のアタマ内はどう整理されているのだろう。

 

 

 

そんなとき、わしの励みとなるのが、今回のタイトルコピーである。

仲畑貴志氏によるサントリーホワイトの名コピー。(1980年代だっけ?)

ビジュアルは、ピアノに向かっている
ジャズピアニストのハービーハンコック氏。

 

ごちゃごちゃ理屈をこねていても、いい曲なんてできっこない。

プロのミュージシャンの世界を垣間見せながら、
ウイスキーづくりの誇りと覚悟を企業の広告として成立させている仕事。

 

 

優れた表現は、コンセプト以上にメッセージを発するもの。

 

そして、その心境を後押しするかのような「事例」に
わしは、出くわすことになる。

 

 

 

 

それは、 BABYMETAL。 (つづく)

 

 

きつね、だよ♫

きつね、だよ♫

 

TOTO LIVE。

18:15

 

「見に来る人が、渋いね」

 

「………、高齢者が多いってことか?」

 

 

18:34

 

「グッズコーナーに並んでいる人、最後尾は3階だって」

 

「わしも並ばなかん」

 

 

 

18:45

 

「やっぱり、嵐の客層とは全然ちがうね」

 

「………、まあ、そうだろうね」

 

 

 

 

14枚目のオリジナルアルバムを1年前にリリースして、

スタートしたワールドツァー。

 

3月は仙台を皮切りに、横浜、日本武道館、福岡、広島、大阪、

そしてラストは、この日の名古屋市公会堂。

 

わしにとっては2006年以来の“再会”となった。

 

 

19:10 開演!

スマホ撮影OK!

スマホ撮影OK!

 

 

年齢層が高いので、 もしかしたら座って楽しめるかなというのは甘かった。

 

 

約2時間30分、立ちっぱなしのハードタイム。

 

 

 

「だいじょーぶ?」

 

「うん……………………」

 

 

かくて、娘と2人でのLIVEなひとときは、

終始片言の会話で綴られたのであった。

 

 

 

toto4

文字どおりのトートバッグ、買っちゃった  ♡

 

「ありがとう」と「ごめんなさい」。

人生半世紀のわたし(わし)が、今さら言うのも何ですが、

きちんと言えない言葉が、これだったりする。

 

ということに、改めて気づいたりする。

 

……………………。

 

…………。

 

……。

 

なんで、今、そんなことを感じるのだろう。

 

なんでや!

 

ただ、本当に、この言葉を使うべき時と場面を見過ごしてしまうと、

自分では気づかない“何か”を失っていく気がする。

 

客先が思うように動いてくれなかったとしても、

めざまし占いが9位であっても

ネクタイの結び方をど忘れした朝でも

飼いネコがごはん食べたさにスリスリしてきても、

 

この言葉の取り扱いには注意しなくてはならんなぁ、と感じる

人生反省期まっさかりの、わたしである。

わしである。

 

fuga


(追記)
なんと、わしの前回のブログが昨年の3月4日という1年ぶりの復帰筆を本日飾ることができ、関係者の皆さまには、この場をお借りして御礼申し上げます。なんのこっちゃ。

 

64。

あの、「ロクヨン」である。

 

 

横山秀夫 氏の文庫本発刊とともに、
なんと4月からNHKドラマが、
さらに映画化もされるということを知る。

 

 

 

ふふふ。

 

 

 

興味を引くのは、ドラマのほうの主演が、
ピエール瀧 氏であるというキャスティング。

 

 

 

いいんじゃない。

 

 

 

ちなみに映画は、○○ ○○氏とのこと。

 

 

…………… (ぐぐりましょー)

 

 

ロクヨンとは、7日間しかなかった昭和64年に起きた
少女誘拐殺害事件を指す符丁。

 

 

NHKの番宣と思われてもいたし方ない、いたしかゆし、いとしこいし。

 

 

囁かな楽しみを胸に秘め、
わしは通勤読書で、4月のその日にそなえているのであった。

 

 

 

迷える牡羊。

おおー。ブログ当番であった。

 

あらかじめ、当番日はわかっていても、当日のモチベーションが弾まないと、
構想も、テクも、メッセージも、カナシバリ状態なのね。

 

 

とか、なんとか思いながら、お昼ごはんどきに、小銭入れの中身を確認したわけですよ。

 

 

 

 

おおー。注目したのは、硬貨の製造年。平成26年の新参もおれば、
昭和43年の古参もおる。

 

いっとき、わしの小銭入れに集まった“硬貨くん” “硬貨ちゃん”たちは、
1、2日経てば、ほかの人の手にわたっていくんや。

 

気にもとめてなかった、硬貨の製造年を識るだけで、その時代の出来事とか、
ちょっとだけ脳裏をよぎったりするわけですよ。

 

 

あ、わしの5歳のときにつくられた硬貨や、とかね。

 

 

たった、それだけのこと。

 

 

たった、それだけのことで、モチベーションがあがったりするわけで。

 

だから、この日のブログが誕生したと思うんですよ。

 

 

 

でも、まあ、それだけのことですけど。

 

 

(今日のめざまし占い、どべだった)

新しいもの、旧いもの。

あけまして おめでとうございます。

年が明けて、はや1週間でございます。

 

2015年で、平成27年で、未年で、昭和で数えると90年で、と。

 

脳内モードを更新するなか、
あるとき、2014年と表記されているものを目にしたりすると、

 

「おい、おまえ、これは今ではないぞ」というセンサがはたらき、
「おおー、旧いものであるな」みたいな、

 

ちょっと見下した目線をしている自分に気づく。

 

それこそ、わが家で2014年のカレンダーが出てこようものなら、
わしは、大騒ぎして処分に全力を尽くすであろうと思われる。

 

(事実、年末に棚を整理していたら、2013年の未使用カレンダーが発掘されたので
家族に原因を追求させた)

 

 

なんだろう。この新旧感覚。

 

 

新年になってほやほやの1週間。
旧年と言えど、1週間前はそのステージに身をおき、仕事や暮らしをしてきた、わし。

 

1年のつきあいだった2014年を、別れた恋人との大切な思い出として
昇華させるには、まだ日数が足りないのかもしれない。

 

 

今年は2015年とつきあうけど、2014年のいろんな出来事も
わしの中で息づいているからね。

 

そんな初夢を見たわしは、
目につく2014年というものを、温かいまなざしで見守るよう心がけています。

 

 

新調した、ねこのねどこ。(※写真は本文と関係ありません)

 

♨ 気分か。

地下鉄車内の出来事である。

ひとつ席が空いたので、私は高齢者でありながら、

あたりをうかがい、誰も座る意志もそぶりを見せないことを確認してから

その席にゆっくり座ろうとしたのだ。

 

 

 

そして、座った途端。

 

 

 

言葉では再現できかねる声を、私は発した …… ようだった。

 

 

まさか、座った両隣の人たちは、その声にならない声を耳にしたのだろうか。

 

特に変わった様子は見られない …… ようである。

 

声にならない声は、私の脳内に漏れ、共鳴したのかもしれない。

 

そうだ。以前にも、その声にならない声を発した記憶が、

高齢者特有の時差をもってよみがえってきたのだった。

 

 

「温泉に入ったときや!」

 

 

そう。ほかの方々が湯につかっているなか、湯を波立てることなく、

ゆっくりと穏やかに温泉に入る所作の類い。

 

 

両隣に座席する方々に対して、クッションの反動を起こさないよう、

ゆるりゆるりと座った至福感が、あろうことか、

あの声にならない声を呼び起こしてしまったのであった。

 

 

 

公共の場では、私にとって、温泉も地下鉄車内も、

同じ位置づけに語れるまでの域に達したのかもしれない。

 

 

声にならない声。

 

 

再現してみると、「あひゃひひゅううう〜」であろうか。

 

 

ちょっと違うな。

 

 

温泉行きたい。

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