わからないことの悲しみ
みなさまこんにちは
わたしも映画好きなので、つられて映画のおはなし
メジャーな派手で楽しい作品も
マイナーで小難しい感じの作品も
アニメもサスペンスもSFもコメディもアクションも
分け隔てなく いろいろ好きです
最近観て印象的だったのは
じみ〜で暗くて、ハッピーエンドではない作品
監督の前作「スリー・ビルボード」がとても気に入ったので
絶対観に行くと決めていた作品「イニシェリン島の精霊」
観て、前作からの期待以上に 味わい深い 作品でした
俳優の素晴らしい演技も見所ですが、
それ以上にストーリーに引き込まれました
人が人との関係のなかで生きていくこと
が前作のテーマと受け取りましたが、
今作はさらに 個人の資質と他者への影響
(無自覚は罪がないわけではない)
なかなか日本語では訳しにくいprivacy について かな
20年前とかではなく、今の自分が観て
やっと受け取れるモノがある作品だなあと思いました
(20年前に観てたら、つまらなくて寝てたかも)
今少しは受け取れて 感慨深い作品ですが、
逆に今でもわからない部分もたくさんあるのだろう
その部分は主人公と同じで想像することすらできない
悲しい
10年後くらいに観なおしたいなあ