物は言いよう
先日、家族で回転寿司を食べに行きました。
私はオニオンサーモンと海老アボカドは絶対に食べる!
という、誰の得にもならない情報はさておき、
もぐもぐ食べてお皿が積み重なってきたとき、
母が机の張り紙を見て、怒りだしました。
その張り紙には、こう書かれていたのです。
『きれいにお皿を重ねてくださり、ありがとうございます。』
!!!
これは、よくトイレの張り紙に使われる手法。
「いつもトイレをきれいに使用いただき、ありがとうございます。」
という一言の裏側に、「きれいに使えよ!」という逆説的な意味が込められている。
このトイレの張り紙の場合は、100歩譲って、
「いつも清掃している人の気持ちなのかな」と考えると、理解もできる。
でも、この寿司屋の張り紙には違和感しかなく、
「なんだこの嫌らしい書き方は!」と母の逆鱗に触れたわけです。
あまのじゃくな私の家族は、こんなこと書かれると
「重ねないゾ!」という気持ちになってしまうわけです。
(あ、ちゃんと重ねましたよ!大人なのでね!)
じゃあ、どうやって書いてあれば良かったのか?
プチ家族会議で導きだした答えは、こうだ。
『お皿をきれいに重ねてくださると、大変助かります。』
そう、素直がいちばんなのだ。
同じことを言う場合も、伝え方で結果は変わる。
いろんな人がいるから感じ方もいろいろだけど…。
もしかして、この寿司屋の張り紙にちょっと怒ってるのは
私の家族だけだったりすのでしょうか?
え?短気すぎ?
あなたなら、張り紙になんて書く?