無題。
昨日は、親戚筋の葬儀に参列した。
この年齢になると、さすがに親の兄弟関係をはじめとする
突然の訃報を受ける機会が多い。
映画やテレビでおなじみの芸能人、著名人の
この世を去っていくニュースも多く、
懐かしくも少々、せつない気持ちもまじったりする。
そんななか、葬儀や法要に参列するごとに、
その家によって異なる宗派や導師さまが唱えるお経を
知ることができるので、昨今はそちらの方に気が引かれたりもするのだ。
昨日は、禅宗カテゴリーの臨済宗だった。
家系が異なる親戚筋なので、新鮮な印象を受けた。
ちなみに、わしの家系は浄土宗で、
実はそれをしっかり認識できたのも、
父が亡くなって喪主を務めることになった40代後半の頃であった。
近ごろでは、住職とのおつきあいがないところも多くなって、
あまり宗派を問うことなく、
葬儀や法要を営むというケースもあるらしいと聞く。
写真はうちがお世話になっているお寺のご本尊。
なにはともあれ、身内や知人との“お別れ”に
いつ出くわすかわからない分、お見送りの場面に立ち会う際には、
畏敬の念をもって臨みたいと、改めて感じたのだった。
次は、49日法要である。