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来てけつかるべき次の世界

実は本当は、先日観た
西川三和監督の最新作映画『永い言い訳』が
あまりにもすばらしかったので、
その話を切々と語ろうと思っていたのですが、
アメリカ大統領選挙のおかげで、
そんな気分にならなくなってしまいました。

 

すいません。

ただ、本当にすばらしかったので、
「ぜひお勧めです!」とだけ言っておきます。

 

いや〜、ついに結果が出てしまいましたね。
イギリスのEU脱退の選挙の時も
かなり驚きましたが、
こんなことって起こるんですね。

 

あまりにも世界の流れが予測がつかなくて、
これから先どうなっていくのか、
正直『怖い』というのが私の本音です。

 

そういえば、昨日のブログでは
プロ棋士によるソフト不正使用疑惑の話に
触れていましたけど、
こちらも先日観たヨーロッパ企画さんの
「来てけつかるべき新世界」というお芝居では、
人工知能に振り回される近未来が描かれていました。
(ちなみに“来てけつかるべき”という大阪弁はなく、
“来るべき”を大阪風に言い換えてつくったそうです)

 

舞台は、大阪・新世界のコテコテの串カツ屋さんで、
一見下町の人情あふれる世界観に見えつつ、
実はドローンが出前を運び、町に野良ロボットがあふれ、
軒先では人と人工知能とがペアを組んで
将棋に挑む世界が描かれていました。

 

europe

 

お芝居を観てるときは、
人工知能に振り回されて
アタフタする人間の姿に、
ゲラゲラと笑わせてもらったんですけどね。

 

果たしてこれから、
どんな世界が来てけつかるべきなのかわからないですが、
個々が危機感を持つことで、
世の中に自浄作用が起こることを祈るばかりです。

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