現代用語の基礎知識
最近よく『ファシリテーター』という言葉を耳にします。
すっかり日常的に使っている方々には申し訳ないですが、
恥ずかしながら、私はつい最近これを知りました。
とあるお仕事で、 大手企業の方々とお話する機会がありまして
「本日のファシリテーターは、○○さんにやってもらいまして…」
と、日常会話のように出てきた言葉に、
私は内心『?』と思いつつも、
その場は にこやかな笑顔でスルーしましたよ。
で、会社に戻ってさっそくグーグル先生に尋ねてみると、
出てくる、出てくる。
これってもしかして、
知らない間に一般用語になってます?
現代用語の基礎知識ですか?
ファシリテーターというのは、
どうやら「促進させる役割の人」を意味していて、
人々の活動が容易にできるように支援したり、
うまくことが運ぶように舵取りをする人の ことのよう。
会議やミーティングでいえば議事進行役を務める人だったり、
プロジェクトの進行管理役といった感じでしょうか。
あまりにも知らない間に
知らない仕事(役職?)とが世の中に
増殖していると思うは私だけ?
先日も、大手広告代理店のサイトを見ていたら、
キャリア採用の職種が以下のようになっていました。
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◎アカウントプロデュース職(営業職)要員
◎ストラジックプランニング要員
◎マーケティング・テクノロジーの開発要員
◎webサービス/スマートフォンアプリ企画・開発プロデュース要因
◎ 財務(海外M&A業務)要因
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もうこうなると、聞き慣れた『財務』の響きがなんとも愛おしい。
個人的には、こういう今どきな職種を見ると、
名前先行型の独りよがりな感じを抱いてしまうのが本音ですが、
そういう自分も『コピーライター』って…、
親世代から見たら十分うさん臭いのかもしれないんですけどね。
でも、冷静に世間を見渡すと、
今までになかった役割を担う人が求められていて、
そこに仕事が生まれているということなのだろうな 、とも思ったり。
ボヤボヤしていると、
あっという間に仕事の構造が変わっちゃいますね。
こわっ!