過去の自分からのお年玉
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
夜が苦手な私は、大晦日の夜もうとうとしておりました。
「宴だ!宴をするぞ!」と買い込んだお菓子やお酒にあまり手を付けることなく、
2015年にむけたカウントダウンを行い、家族に挨拶をしてすぐ布団に潜り込んで迎えた新年。
起きたら2015年というあまり変化のない朝に戸惑いつつ(毎年のことだが…)心は少しワクワクして、意気込んでしまうから不思議です。
かっこつけて「おはよう、2015年」なんて一人で呟いてスタートしたのでした。
年が明ける前の2014年末、新しい年を清々しく迎えるために部屋の片付けを始めました。
タンスに詰まっているガラクタたちを引っ張り出しては
「これには思い出があるし…」「捨てるのはもったいない…」「いつか使うだろう…」
なんて葛藤しながら断捨離。(そんなに減らなかったけれど、、、)
小学生のときに集めたかわいい鉛筆や、メモ帳が大量にあったり、
途中まで何かが書いてあるノートが何冊も出てきたり、と
それを読み返したりなんかしてしまえば、あっというまに空が暗くなるのでした。
少し疲れてきた後半戦は、「えぇい!もう捨ててしまえ!」と暴君になったりするから
お片づけはおもしろいですね。(私だけ?)
そんな中、ずっと机に置いてあった缶の貯金箱にふと目をやる。
そういえば最近この子に小銭を投入した記憶がない。
けれど、5年ほど前に買ってそれからずっと机に置いてあったのだ。
それなりに入っているんじゃないかな?と期待を込めて開けてみることにしました。
そして、机に小銭を並べて数える。
それはもう、スクルージのように…。
…………。
…………。
…………。
…………。
期待した私がいけなかったのです。
だって、小銭を投入した記憶がないんですから!!
計1430円なり。
期待させた重みの原因はどうやらほとんど10円玉だったようです。
開けるときのワクワクはプライスレス…とでも言っておきましょうか。
自分へのお年玉として、財布にじゃらじゃら詰め込んで、重たいぽんぽこ財布のできあがり。
2015年、小銭持ちの1年になりそうです。