てづくりの魅力
7日の金曜日、OACフォーラムへ参加させていただきました。
安田由美子さんの“体温を感じるデザイン”についての講演。
実際の制作物もたくさん生で見せていただきました。
そこで私が感じたことをしたためさせていただきます!
「“体温を感じるデザイン”とは一体どんなデザインか説明して」
と言われると一瞬躊躇してしまいますが、
心が温かくなったり、ぬくもりを感じたり、愛着がわくものだと思います。
ここでのキーワードは、「てづくり」。
人の手でつくることで「完璧ではない完全」が生まれる。
そこに人は惹かれるのではないでしょうか。
現代のデザインは、パソコンで行うことが多い。
そんなデジタルの中で、アナログはより一層味を出すのでしょうね。
“人の手が見えるデザイン”なのかもしれないなぁと思いました。
もうひとつ考えさせられたのは、圧倒的な“作業量”です。
ガリ版で日めくりカレンダーをつくったと…。1年って、365日もあるんだよ?!
ガリ版を使ってひとつずつ刷っているのだそうです。Wow!
もちろん、ひとつずつ手でガリガリ描いていく。間違えたら1からやり直し。
てづくり=手間がかかる ということでもありますから…。
アイデアが思い浮かんだとしても、実際に実現できるかどうか。
「こんな大変なことやってられるか!」「何年かかるんだ!」なんて言っていたら
こんなすてきな作品はできていないのです。感動です。
まとめ:妥協を許したら、いいものなんてつくれない!
話は変わりまして。
11月5〜8日でメッセナゴヤに出展しておりました。
お越しいただいた方、お話させていただいた方、
冊子を手に取っていただいた方、ありがとうございました。
これからも、シンクスは、カンガエル。ケロ!