書評とは
とある場所で手にしたビラに飛びつき、即応募した北川フラム氏の芸術講座。
あの大地の芸術祭でアートディレクターを努めているお方だそうで。
面白半分、真面目半分で参加する。
計4回の講座初日、
年内中に予め出していた課題図書3冊を読破し、自分なりの書評を書いて提出してくださいとのこと。
提出するとフラム氏本人から採点付きで、最終日に返却してくれるそうな。
そして、もう一言付け加えられたのが、この講義当日に亡くなられた丸谷才一さんの話となる。
プロの書評家?と評されていた丸谷氏の「書評とは」
【1】まずは話の内容
【2】次に作家の経歴など
【3】そして、同じテーマで、他の作家はどういう風に書いてきたかの例題を挙げ
【4】最後に、自分はどう思うか?を自分の言葉で書くこと。
だそうで。そして僕が思ったことは。
一体、何冊読んだら良いのか? ということ。
作家、美術家など、ただ絵や文章が上手いだけでは済まされない家元の技とは、何か?
改めてそう考えさせられる時間だった。その書評が評する内容なだけに。
屁理屈くさい?