看脚下
先日、とあるお稽古に、東区の徳源寺というお寺に行ってきました。
講師は野口整体の野口裕之という人。
武術家の甲野善紀氏も評価されてる人物とのことで。
6時間もの長丁場。
冒頭お稽古と申しましたが、9割近くが講和。
ここで言う “整体” とは、他社に一方的に施す一般的にイメージするそれとは違って、相手の感覚も合わせて感じ取りながら身(体)を整えていく手段を言うようだ。
そして身を整えて始めて生まれる感性の領域があること。
思考の鍛錬だけでは得られない、身体で覚えることの意義。
型から入ることの重要性を再認識させられたお寺での6時間。
講和終了後、お寺の下駄箱にあった札。
『看脚下』
「はい始めます。脱いだ履物をきっちり揃えることから。」
帰宅後、ふとネットで検索してみるとなんやら禅語だったようだ。
「かんきゃっか」と読む。 → 参照
「はい始めます。足元から点検を。」