新しいもの、旧いもの。
あけまして おめでとうございます。
年が明けて、はや1週間でございます。
2015年で、平成27年で、未年で、昭和で数えると90年で、と。
脳内モードを更新するなか、
あるとき、2014年と表記されているものを目にしたりすると、
「おい、おまえ、これは今ではないぞ」というセンサがはたらき、
「おおー、旧いものであるな」みたいな、
ちょっと見下した目線をしている自分に気づく。
それこそ、わが家で2014年のカレンダーが出てこようものなら、
わしは、大騒ぎして処分に全力を尽くすであろうと思われる。
(事実、年末に棚を整理していたら、2013年の未使用カレンダーが発掘されたので
家族に原因を追求させた)
なんだろう。この新旧感覚。
新年になってほやほやの1週間。
旧年と言えど、1週間前はそのステージに身をおき、仕事や暮らしをしてきた、わし。
1年のつきあいだった2014年を、別れた恋人との大切な思い出として
昇華させるには、まだ日数が足りないのかもしれない。
今年は2015年とつきあうけど、2014年のいろんな出来事も
わしの中で息づいているからね。
そんな初夢を見たわしは、
目につく2014年というものを、温かいまなざしで見守るよう心がけています。