君は観た?
日本のアニメーション界でも風景描写の美しさで
一目置かれる存在である新海誠監督による最新作。
映画、「君の名は。」
皆さんは、ご覧になりましたか?
全国映画動員ランキングでは3週連続で1位を獲得し、
すでに481万人を動員しているらしく、
すごく注目を集めている映画です。
私は、公開のずっとずっと前から楽しみにしていました。
公開した次の日に映画館に駆け込んで、観てきました。
そして、大きく心が震えたので、その感動を伝えたいと思います!
実は私、恥ずかしながら“新海誠監督”を存じ上げておりませんでした。
普段、アニメーション映画をあまり観ないもので……;
では、なぜ私がこんなにも熱望していたのか?といいますと、
私の青春の代名詞といっても過言ではないくらい大好きなバンド
「RADWIMPS」が劇中歌を担当しているからです!
(RADWIMPSへの愛を語りはじめると人格が変わってしまうので割愛)
私は映画でもライブでもそうなのですが、
その場を楽しむことに命をかけています。
(大袈裟だけど熱がすごいってことです!)
アニメ映画は子どもたちや、きゃぴきゃぴした人の来場も多いであろう…
と考慮して、都会を少し外れた映画館のレイトショーで鑑賞しました。
(これは映画にのめり込める最善の選択だった!)
ほどよく左右前後に空席のある映画館で良席を確保。
映画館で映画を観ることが久しぶりだったことと、
楽しみにしていた映画ということもあって、
予告の段階からすでに高まっていました。
そして、感動する物語と言う噂を聞いたので右手にタオルを用意。
(私はどんな映画でも大体タオルを持っている!涙も拭えるし、怖いときは目を隠せるし、何かを握っていることで安心感がある!)
物語は、田舎に住む女子高生「三葉」と、東京に住む男子高生「瀧」の
生活が突然入れ替わる…という、なんともベタな展開からはじまります。
映画が始まって少しすると、オープニングの曲が流れ始めました。
なんだか、映画では異例な感じのタイミングで流れた音楽。
そこで最初の鳥肌がぶわぁッと一気に出ました。
(これは、私がRADWIMPSのファンだからなのか、
映像と音楽がマッチして迫力があったからかはわからない。
おそらく、どちらも。)
会場に笑い声が広がる場面もありつつ、
意外な方向へとストーリーが進んでいく…。
ネタバレになってしまうので多くを語れませんが、
一つだけ言わせてください。
単なる高校生男女の愉快なラブストーリーじゃないのよ!
運命に、時間に、抗う二人がいるのです。
後半に近づくにつれて、
涙があふれて止まらなくて、声が出てしまいそうだったので、
初めてタオルを噛み締めながら映画を観ました。
(新しいタオルの使い方!)
つまり、私が言いたいことは、映画を見るときはタオルを持っていこう!ということです。
音楽がきかっけで映画を観に行った私ですが、
映像美にも心を打たれました。
特に“空”の絵が印象的です。
青空、夕焼け空、星空。
風景の広がりを感じられて、「映画館で観て良かった」と思える作品でした。
新海誠監督の過去の作品も観てみたいな、と興味も生まれました。
私は、自分の好きなものを追いかけていった先で見つける新しいものと、
その連鎖って、大切にしたいなぁと思っています。
自然と興味を持てることって意外に少なかったり、
新しいものに触れるきっかけってなかなかないから。
私とは逆で、新海誠監督の作品が好きで映画を観た人が
RADWIMPSの音楽に初めて触れて興味を持った人もいるはず。
つまり私が言いたいことは、ひとつの「好き」を大切にして、「興味」を広げて、「好き」を増やしていけたらいいなぁ!ということです。
私の興味を少し広げてくれたこの映画に感謝です^^
気になった方はぜひ、映画館に足を運んでみてくださいね!