乱鶯(みだれうぐいす)
行ってきましたよ、
劇団★新感線 2016年春興業「乱鶯」。
劇団★新感線の中でも
「いのうえ歌舞伎」と呼ばれる時代ものは、
これで第六作目になりますが、
どれも大好きな作品ばかり。
今回も期待せずにはいられません!!
しかも席が9列目という、
なかなかのベストポジション!!
新感線の場合、チケットを取るのも大変なので、
「もう取れればどこでもOK!」ってなっちゃいますが、
今回の席はほんと、うれしい!!
で、お芝居ですが、
新感線にしては正統派の時代劇!って感じでした。
たしかにサブタイトルにBLACKとつけてあるだけあって、
ちょっと全体に大人??
でも、相変わらず笑いもあって、
後半に向けてたたみ込むように話が展開して、
迫力の殺陣で締めるラストは、
やっぱり観客の気持ちをググッとわしづかみにしてくれます。
ラストの演出は、ちょっと鳥肌ものでしたね〜。
ちなみに「乱鶯」というのは、
春に鳴く鶯が夏になっても鳴いているさまを表現する言葉らしいのですが、
それを受けてお芝居の中では、
悪人に対して決してあきらめない
とことん悪あがきをする主人公の姿に表現していたのが
すっごく粋に感じちゃいました。
お芝居って、言葉の使い方一つひとつに
すごく意味を持ってることが多くて、そこが本当に面白い!
あと、いのうえ歌舞伎と言えば、
毎回楽しみにしているのがパンフレットです。
毎回豪華で、手の込んだ作りにうっとりしています。
デザインや写真の撮り方から衣装まで、
どこまで凝ってるんだ!って毎回ほれぼれしています。
高いけどね、
高くていっつも買う前に一瞬グッとなるけど、
でもやっぱりここまでやって欲しいなあ。
表紙はこんな感じ。
で、中身はこんな感じ。