年賀状の数だけ、誰かが誰かを思ってる。
あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いします!(ウキッ!)
さて、今年は「何年ぶり?」というくらい久しぶりに
2015年内に年賀状を書くことができました。
個人的には“年賀状という文化っていいな”と思っています。
しかし、自分自身だんだん年賀状を出さなくなっていき、
今年、久しぶりに少しだけ年賀状を書いた次第です。
少しの達成感がありました…。(ウキッ!)
「出さなきゃな〜」と思いながら年を越してしまう人って
結構多いのではないでしょうか?
そんな人の背中を押して「年賀状を出そう!」という
一歩を踏み出させるのが広告の力なのかなと思います。
今年、日本郵政のキャッチコピーは「年賀状、ください。」でした。
日本で一番人気のある某アイドルを使ったCMです。
年賀状の本来の役割は「新年のご挨拶」なので、
「年賀状、ください。」というのは、言い換えれば
「私に挨拶しなさい」と変換することもできるのでは?
と思いました。結構、攻めていますね!(ウキッ!)
毎年、いろいろ考えて出される年賀状のコピーを楽しみにしているのですが、
私は「年賀状は、贈り物だと思う。」というコピーがとても好きでした。
年賀状は久しく会っていない友人や先生にも送りますよね。
もう何年も会っていないけれど、年賀状が来ると
「生きてるな」「元気でやってるな」と安心できたり、
昔を思い出して懐かしくなったりすると思うんです。
よく、「年賀状だけのつながり」なんて言いますが、
それって立派なつながりだと思うのです。
1年に1回、思いを込めて贈り物を送る。
年賀状の価値を高めてくれる、そんなコピーだと思いました。
私事ですが、昨年、自主制作で広告賞に応募し、
年賀状を課題として新聞広告を考えました。
そのとき「年賀状」というものと向き合ったからこそ、
今年「書こう!」と思えたと思うんです。
今年はどれだけの人が、どれだけの人に年賀状を送ったのでしょうか。
そんなことを考えながら、新年の挨拶とさせていただきます。