米=はちじゅうはち
お盆休みを利用して埼玉は秩父方面へ。
祖父母が健在でともに88歳になったので「米寿のお祝い」をしてきました。
88歳になって米寿。99歳になって白寿。
”八十八”が米に見えて、”百から一を引く”と白になるので
長寿のキリ番として祝うのだそう。
日本人はいちいち遊び心に溢れていて面白い。
こんな機会でないと親戚が総集合することなんて無いので、
家族の拠り所としてやはり長生きはするものですね。
で、うちの家族ではこのイベントを孫が主催するものなんです。
LINEで孫全員のグループを作って、
「夫婦湯のみをプレゼントしよう!」
「花はいるよね?!予約するわ!」
「進行が誰々で挨拶が誰々で…」
なんて打合せをしました。
数あるプレゼントの中から今回ご紹介したいのはコチラ。
1928年(昭和3年)の祖父の誕生日の新聞です。
こんなサービスがあるんですね!
ネットで検索するとスグ出てくるサービスみたいですが、
88年前に配っていた新聞がネットで簡単に手に入ることに少し驚きました。
(大雑把な自分が調べた所によると1871年(明治4年)から、現在の形に近い日刊新聞紙を配っていたみたいです。)
88年前の新聞にも広告という文化はあり、写真ではなくイラストです。
日本語は横書きでも右から左に読み、シボレーのロゴは当時からカスタムしながら現在に至ります。
日本じゃありません。大日本帝国です。
主要メディアはもちろんラジオです。僕が大好きなテレビ欄は第二次世界大戦(1945年終)後です。
トップニュースのひとつが「万葉集新考」って言うのも当時の大衆の興味事が分かって面白いかも。
などと、、老眼が激しい祖父母よりも自分が楽しんだ感じがします笑
何か気になる日にちはありませんか?
「まだまだ生きれそうなのでお願いします」ってな祖父の挨拶で米寿の祝いは締まりました。
次は白寿ですね。それとも言わず顔は見せに行きます^^
長生きはするものです。