サインペインティング
ステンシルアートに続き、
アナログなことが僕の中でアツイです。
サインペインティング。
サインペインティングとは…
(以下、某サイトより引用)
文字やシンボルを手描きで直接描く技法の事。
要は昔の看板屋さんが用いた手法です。
ただその歴史は世界的にとても長く、
技法といっても教書もなく職人達が子々孫々と伝え
確立してきたものでした。
中でも有名なものはカリフォルニアに多く存在する看板たちですが、
それはやはり「看板」としてのサインやロゴによって
個性をアピールする必要性のあった時代に、
それを支えるサインペインターたちが多く集まり
栄えたという文化的背景があるのでしょう。
しかし本場アメリカでも80年代に入るとデジタルとプリンターの発達と、
カッティングシート等の登場によりハンドクラフトの技は
大きくその数を減らしてしまいました。
そんなサインペインターのドキュメンタリー映画が上映していたらしく
とても観たかったのですが、日本ではやっていないようなので本を購入しました。
http://www.signpaintersfilm.com/#watch
みな個性的でやや強面な人が多めな印象ですが
とても繊細かつ緻密な作業をしている姿はとても魅力的です。
Macでの作業はコマンドzですぐ戻れるし、
deleteキーひとつで消せますが、
それができない緊張感の中で造り上げられる作品だからこそ、
より一層魅力的に感じる世界なのかもしれません。