トレンディな弊社
今日、何となくネットサーフィンをしていたら、こんな記事を見つけました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140604-00038825-toyo-soci&p=1
(ポエムに踊らされる人は頭が悪いのか?/東洋経済オンライン)
記事によると最近、ポエムで社員を鼓舞する企業が増えているのだとか。
ポエムで鼓舞?
鶴太郎とか路上詩人みたいな人が、
味がある風な感じで薄っぺらいことを書いている、あれのこと?
安い居酒屋のトイレに貼ってあるような。
と思って、おそるおそる記事を読み進めてみると、あいまいな、ゆるふわな言葉を
ポエムと定義づけているだけなのね。
ところで我が社は数年後(あいまい)に、創業30周年を迎えます。
そこに向けてというわけではありませんが、あらためて会社として哲学を持ち、
社長も、管理職も、平社員もそれを共有し、行動できるよう、
今さらながら、社是をつくる(明文化する)ことにしました。
わたくしは古株社員ということで、明文化を担当することに。
若手社員とランチを共にし、中堅社員に酒をたかられ、
社長や管理職とは会議の場で議論をつくしながら、会社としてのあるべき姿を見定め、
それこそ、ライター生命をかけて、ビシッと端的で力強いフレーズを生み出すべく
悩むこと数ヶ月。。。
全社員が参加する月に一度の全体会議の前日に、ようやく完成させることができました。
その文字数、約1,200文字!
原稿用紙3枚分のポエムになったよ♡
わたくしは全体会議で、新しい社是を朗々と読み上げました。
社員たちのざわめき、どよめきに臆することなく。
後日、中堅社員が「社是をwebサイトや会社案内に使用したいので、
もっと短くしてくれ」と言ってきやがりました。
社是をリライト!! カジュアル!!
わたくしは、その中堅社員に諭すように言いました。
「これは社是ですよ。会社の魂です。リライトとか、そういう類いのものじゃないでしょ。」
「いや、これ社是っていうか、完全にポエムですよね。」
うぐっ。
「でも、諸々そぎ落としていったら、“俺らしさ”が消えてしまう!」
と、ライターのこだわりっぽい主張をしたところ、
「っていうか、社是に“俺らしさ”っていらないですよね。」
と、バッサリ。
ぎゃふん!
でも、上で紹介した記事で自信が湧いてきた。
やっぱり、今の時代、社員を鼓舞するにはポエムですよ。
近々、シンクスのポエム、否、社是を発表する機会もあろうかと思います。
どのような表現に落ち着いているのか。
まずは、文字数にご注目ください。