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あらがう

先日、母が70歳をこえて初経験となる
手術を受けることになった。

 

「手術」という聞き慣れないワードに多少の動揺が走ったが、
手術事態は決して難しいものではないらしく、
しかも腹腔鏡でやっていただけるということで、
おそらくなんらかの手術を経験された方から見れば、
ほとんど初級レベルと言われることだろう。

 

もちろん、娘である私も
入院・手術の時の作法もろくに知らない若輩者にもかかわらず、
突然の付添人という大役を担うこととなり、
よくわからないままに入院・手術の日を迎えることとなった。

 

そして、明日に手術を控えた入院当日、事件は起こった。

 

手術を受けるには、ピアスやコンタクト、入れ歯など
身体に装用しているあらゆるものを外さなければならない。

 

そして看護師さんに突然の宣告を受けることになる。

 

「そちらの結婚指輪、外せますか〜?」

 

え、指輪を外す??

 

母の左手の薬指には、40年以上外されていない結婚指輪が光っている。
いや、正直に言えば、年季が入って輝きはくすみがちではあるが、
年々食い込むように身体の一部と化していたこの指輪を外さなければいけないというのは、
もしかしたら、手術以上に難しいミッションではないか。

 

よぎる不安。

 

ここから看護師さんたちの壮絶な闘いが始まった。

 

(続く)

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